とれまがファイナンス - 第2回 株式投資の理想形 グロース投資 - 格差社会と闘う投資術

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格差社会と闘う投資術

格差社会と闘う投資術 さふぁいあ

機関投資家としてガッチガチのファンダメンタル投資を経験後、何故か短期のデイトレードをしている異色のトレーダー。自ら考え、格差社会と闘う術を学ぼう!

11月09日 19時57分

第2回 株式投資の理想形 グロース投資

第2回 株式投資の理想形 グロース投資 画像1

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 グロース企業の典型的な利益と株価の動きを分かりやすいようにチャート化してみました。青い線が利益の推移、オレンジが株価の推移です。

 4年目に期待とともに比較的割高な水準で株式公開されますが、しばらく業績の伸びはそこまで芳しくないため株価は低迷。しかし企業としては本物であったため年を経るにつれてグングン成長し、11年目に大ヒット商品によってバブル的な利益を稼ぎ出しました。誰もが絶好調の会社を買いだと思ったときがだいたい株価のピークです。

 しかしブームの反動で減益局面に入ると株価は急落。あの会社はもう終わったと言わんばかりのひどい株価。しかし実際にはまだ会社は成長し続けているのでブームの利益を更新しますが、これまでの急成長イメージは復活しないため株価もそれなりの動きにしかならない。こういうパターンがグロース投資の基本形です。

 投資として一番おいしいのは、上場後の株価が安いときに企業の成長の可能性を見込んで買い、誰もが驚異の成長企業だと気づいた熱狂の最中に売りぬけるというシナリオ。これがグロース投資の醍醐味です。

この記事へのコメント(1件)

  • >1:七誌ですが、何か?11月14日 21時58分 QHhEIvvhZEefSsqf

    グロース投資について、わかりやすい説明ありがとうございます。しかし、成長期が終わって減退期に入っている日本で成長銘柄を探すのは、至難の業の気がします。確かに、探せば成長銘柄もあると思いますが。。。1960年代の日本なら、グロース投資といわれて納得できるのですが。。。

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