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カブ知恵速報 藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

07月11日 09時00分

本日の相場見通し/米金融株不安と原油高が相場の重しとなる 公算が大きい

10日の米国株式市場は反発した。NYダウは前日比81.58ドル高の11229.02ドル、ナスダック総合指数は同22.96ポイント高の2257.85ポイントで取引を終えた。一方、NY原油先物相場は大幅続伸。WTI期近の8月物は前日比5.6ドル高の1バレル141.65ドルで取引を終えた。イランが連日でペルシャ湾地域の演習で複数のミサイルを発射したことや、ナイジェリアの武装勢力が石油施設への攻撃を再開する姿勢を示したと報じられたことで、需給逼迫懸念が強まった。

また、セントルイス連銀のプール前総裁が「議会はフレディマックとファニーメイの両社が債務超過であることを認識すべきだ」と述べたと報じられた両社に加え、リーマン・ブラザーズが大幅安となった。フレディマックとファニーメイに関しては、ポールソン財務長官は「監督当局は適正に資本がある点を明確にしてきた」と指摘しているという。米債券運用最大手、ピムコは「リーマンとの取引を続けている」と明言したが、ピムコがリーマンから資金を引き出しているとの観測が伝わった。また、ポールソン財務長官が議会証言で「市場の規律のためには金融機関の破綻を容認しなければならない」と述べたことで、金融株への売り圧力が強まった。

本日に関しては、米金融株不安と原油高が相場の重しとなる公算が大きい。ポイントはSQ値を超えて取引を終えるかどうか。終えるようなら、来週以降の戻り相場実現期待が高まろう。外部環境が悪化しているため、ハードルは低くはない。しかし、ここ数日、日本株は底堅さを発揮している。これは外国人売りがやや一服していることが寄与しているとみている。つまり、ここからは外国人投資家が買わないこそすれ、売らなければ日経平均はじり高。逆に、売り姿勢を再び強めるようなら、もう一段の下落を視野に入れる必要があろう。本日の日経平均の想定レンジは12800円~13300円程度。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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