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最低限の利益を出せるようになったのは、ディーラーを始めてからちょうど1年くらいの2006年6月頃からです。ライブドアショックが終わった後、相場が落ち着いてきてからですね。あの頃は相場全体が右肩上がりで、安定した利益を出しやすかったです。
私は基本的に品薄株を中心に売買するので、10月から11月はボラティリティがあり、上でも下でも取りに行ける状況だったので、やりやすい相場だったという印象です。やっぱり、7月から8月の動かない相場が一番厳しいかったですね。
当社のディーリング部門では基本的に日計り限定で持ち越しはしませんので、その時点でリスク管理は出来ていて良かったのかなと思います。それと、損切りを徹底する事が大事だと教えて頂いて、自分でもそう感じているので、少しでも危ないと思うならポジションを一旦外して、次にポジションを持った時に損失を取り返せれば良いという考えています。ですから、損切りをしても自信を持って相場と向き合っています。
売買方法でいうならナンピンは極力しません。品薄株の場合、ポジションを持っておかないと、その後ポジションを持てなくなる状況があります。そういう場合は、打診買いという形で持ちたい株数の半分くらいを持って、本当に反発した際にもう半分をちゃんと取り直すという事をすることもありますが、基本的に一度しかポジションは取らないようにしています。10月、11月は2回ポジションを取ろうとするとやられる事が本当に多かったので、1回で決済するのが基本だと思っています。
名前:Dさん |
ディーラー歴:4年 |
取扱い銘柄:日本株現物のみ |
売買方法:売り買い両方 |
そこまで印象深かった事は無いですね。1日1日をしっかりやっていました。あまり色々考える余裕が無いくらい、必死に売買していたという感じです。アメリカを気にするよりは、後場寄りの前のアジアの動向をある程度見ていたので、日経平均の7000円台からの上昇にも乗る事ができたのかなと思います。なるべく世界全体の状況を確認しておかないといけないのかな?という気がします。
個人投資家の場合は差金決済できず何度もポジションを取り直せないので、売買はピンポイントで狙わないといけないですけれども、ディーラーの場合は同じ銘柄を何回でも何十回でもポジションを取り直す事ができるので、そういった面では有利ですね。間違ったら一度ポジションを外して、冷静になるというのがしやすい分、証券ディーラーの方が収益を出しやすいのかなと思います。
正直言うと自信は無いですね。どのラインを良しとするかという事だと思います。単純に最低ラインをクリアすれば良いだけならば、利益を出し続けられるかもしれないですが、今後高い目標を目指した場合どうなるかはわかりません。今の相場は高い目標を持つと厳しいですね。大きなポジションを取ってしまって、売るに売れなくなって大きな損失を出してしまうという事になると思います。
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