とれまが > ファイナンス > 専任ディーラー大募集 > ディーラーインタビュー1
アメリカ市場に振り回されたというのが率直な印象ですね。当社では基本的に持ち越しはできないことになっていますけれども、怖くてするつもりもありませんでした。持ち越しをしない他にも、その日賑わっている銘柄になるべく入るとか、その中でも日足で右肩上がりの銘柄を売買するように気をつけていました。基本的にトレンドを追うという感じです。下がっているものを無理に逆張りするのは危険ですので、トレンドフォローに忠実に純張りで売買していました。
思い出深いと言いますか、驚いた出来事は日経225先物のサーキットブレイクが起こった事ですね。ちょうど、先物の売買を始めたばかりで、寄り付きで買った直後にサーキットブレイクになって、7200円のストップ安が見えた時は「やってしまった・・・」と思いました。あの後、少し切り下げて寄ってから上昇しましたけど、先物だけで100万円の損失を出してしまいました。先物のサーキットブレイクは初めて見たので、一瞬何が起こったのかわかりませんでした。周りのディーラーも驚いていましたし、ディーリング室がやや騒然としていました。
その他の具体的な銘柄で言うと、ソフトバンクが強かった日は利益を出しやすくて入りやすかったです。みずほフィナンシャルも30万円を割れてから板が薄くなったので、値動きが荒くなって売買しやすくなりました。逆に7月から8月の方が値動きが無くて厳しかったですね。ディーラーは基本的に日計りなので、激しく動いてくれる方がありがたいです。
値動きの荒い銘柄を中心に売買する人にとっては良いと思いますけど、厚い板で1ティックをガツンと取るような人には、出来高も減っていましたし相性が悪いと思います。ただ、先ほどのみずほフィナンシャルだと、値動きは荒くなりましたけれど、1日の値幅は小さくなったので利益は少なくなりましたね。今までの売買方法は通用しなくなってしまいました。
名前:Cさん |
ディーラー歴:2年 |
取扱い銘柄:日本株現物、先物 |
売買方法:買いのみ |
1日中板や値動きを見ているので、相場の雰囲気は分かるようになりますね。それと、仕事なので安定的に利益を出す為に持ち越しは基本的にしないのが当社の方針なので、個人投資家のようにリスクを取って大きく利益を取りに行く事はしません。当然、大きく損失を出す事も無くなったので、個人での売買よりもリスク管理がしやすいと思います。
7月から8月は本当に相場が良くなかったですから、利益も出しにくかったですし、ディーリングルームの雰囲気も良かったとは言えません。売買も閑散でしたし、買うと売られる、というような誰も買わない相場で酷かったですね。10月から11月は良かったというか、疲れる相場ではあるけれど、ディーラーにとっては値動きもあって活況だったのかなという印象です。個人投資家の方々は大きな損失を出した人が多かったのかもしれませんけれども、ディーラーはその日その日で決断して売買しますし、その日駄目でも翌日気を取り直して売買する。自分の見える範囲だけで売買する。という感じですから、特別大きな痛みはありませんでしたね。
基本的に持ち越したり無茶はしないので、大きな損失を出しはしないと思います。これからも損切りの重要さを忘れずに、無理な売買はしないで確実な利益を出せるようにしたいと思います。
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