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06月28日 17時14分

不等記号の使い方 【書籍のコラムから-2】

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写真は東京・中野のあおい書店(平積みではありませんでした^^;)




不等記号の使い方

Excelシート上で売買モデルを作成・検証する場合、4つの不等記号「<」「>」「≦」「≧」をよく利用しますが、より保守的に厳しく検証するために、「損切り条件」を数式化する際は「one touch(ワンタッチ)」を含める「≦」と「≧」を使用し、「利食い条件」を数式化する際は「all taken(オールテイクン)」や「all given(オールギブン)」しか認めない「<」と「>」を使用します。

「one touch(ワンタッチ)」とは、損切り注文と同レートの出会いがあったものの、全ての注文が約定できず、一部の注文が残ってしまった状態を指します。

一方、「all taken(オールテイクン)」は当該レートでの売り注文がすべてテイクンされ、無くなってしまった状態を、「all given(オールギブン)」は当該レートでの買い注文がすべてギブンされ、無くなってしまった状態を指します。

「<」と「>」、「≦」と「≧」の使い分けを逆にした場合、パフォーマンスは格段によくなりますが、これは単に「甘い」検証をしているだけで、売買モデルの統計的優位性が向上したわけではありません。

確かに実際のトレードにおいて、相場が損切り水準に達しても、「one touch(ワンタッチ)」で、運良く損切りから逃れられるケースも存在しますが、売買モデルの統計的優位性を見極める検証作業では、あくまでも「厳しく」検証する姿勢が大切です。

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