auカブコムの信用取引でまず最初に思い浮かんだのが、株主優待を低コストで手に入れる方法です。株主優待を、現物買いと信用売りの両建で手に入れる方法は、個人投資家なら一度は聞いた事があると思いますが、これは貸借銘柄でしかできませんでした。
auカブコムは独自に非貸借320銘柄も一般信用売建が可能になっていますので、株価の変動に影響の無い株主優待を、手数料と金利で取得できるのは大きいと思います。
一般信用取引は逆日歩も付きませんので、ローリスクで株主優待を獲得できる、かなり良い環境だと思います。
これは私の感覚的なものでもありますが、貸借銘柄と非貸借銘柄は値動きのタイプが違います。空売りができる銘柄のは、値下がりしたら買い戻しによる買い需要や、それに触発された純粋な買いが発生しやすいので、空売りができない銘柄よりも値下がり中の買いが多くなりやすいんです。
それに比べて、非貸借銘柄はauカブコムのように独自で対応していなければ、空売りをしている人が居ないので、値下がり中は純粋な買い需要しか無いんです。もちろん、株価が低くなったら買い需要は増えますが、値動きとしては一方通行な印象です。
そういう値動きが好きな人、得意な人にとっては、買うだけではなくて空売りの選択肢が増えるのは良い事ですね。
私も含めて、新興市場が好きな個人投資家は結構多いと思います。時価総額の大きい銘柄よりも、新興銘柄の方が値動きが荒くなりやすくて、デイトレーダーは好きだと思います。
ただ、新興銘柄は非貸借が多いので、買うことしかできないとリスクが大きかったんです。そこで空売りができるようになれば、リスクヘッジもしやすくなるし、取引しやすくなると思います。
auカブコムの非貸借銘柄での信用取引は他の証券会社には無い、とても興味深いサービスです。ちょっと考えただけでも、この3つ位の使い方は思いつくので、この他にも有効的な使い方はあると思います。
一般信用 | auカブコム | 大和 | 松井 | 野村 | SBI | 楽天 | マネックス |
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売建可能銘柄数 | 2,024銘柄 | 838銘柄 | 506銘柄 | × | × | × | × |
投信の担保利用 | ○ ※1 | ○ ※2 | × | × | × | × | × |
※2011年10月13日時点の各社ホームページを参照し当社作成。
※一般信用新規売建可能銘柄(非貸借銘柄含)のお取扱数につきましては変更される場合がございます。
※1 投資信託の担保利用は一般型のみとなります。
※2 非課税貯蓄制度を利用している投資信託、また積立口や常時換金できない投資信託以外にて担保利用可能です。
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