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カブ知恵速報 藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

01月21日 08時03分

本日の見通し/投資環境は非常に不透明ながら、底堅い相場を想定

18日の米国株式市場は4営業日続落。NYダウは前日比59.91ドル安の12099.30ドル、ナスダック総合指数は6.88ポイント安の2340.02ポイントで取引を終えた。米政府が発表した緊急経済対策は、米国のGDPの1%にあたる総額1400億~1500億ドル(約15兆~16兆円)だが、市場の反応は限定的だった。市場では、不良資産を抱えた金融機関への公的資金投入を求める声が高まっているが、ブッシュ大統領が昨年8月、国民の税金は一切使わないと宣言したことが足かせになっているとみられる。

今回の対策が、全く意味がないとは言わないが、金融機関に対して不良債権を完全に吐き出させ、同時に、資本の毀損分を完全に埋めさせるべく、銀行の自助努力による資金調達と公的資金の注入による資本増強が最も即効性のある対策だ。つまり、金融を一気に健全化する環境を整えることが重要だ。よって、今回の対策の次の一手を、市場は催促する可能性が高い。これが、18日の株式市場の反応が下落という反応をした背景だろう。

なお、18日のシカゴ先物は13560円大阪比230円安だった。このため本日の日経平均はこれにサヤ寄せして始まる公算が大きい。ただし、米国景気対策の全容が明らかになっていないことで期待が残る上、月末のFOMCでの利下げへの思惑も燻るため、下値を売り叩くことは考え難い。加えて、13000円台では、ここまでの下落で投げるべき投資家の投げが一巡した感が強い上、年金資金や郵政マネーの流入観測があり、需給的には悪くはないとみられる。よって、投資環境は不透明で、とても上値を追える状況ではないのに、相場は底堅い動きを続け、下値を切り上げる相場をイメージする。想定レンジは、13300円~13800円程度。

(株式会社 カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

兜町に豊富な人脈を持つ金融情報会社「カブ知恵」

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