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カブ知恵速報 藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

11月05日 08時46分

本日の見通し/内憂外患、戻りは売りたい相場環境

一方、2日の米国株式市場の時間外取引で、シティグループ株が急反発した。通常取引を0.78ドル安の37.73ドルで終えた後、時間外で39ドル台に上昇した。取引終了直前に米メディアが「米シティが週末に緊急の取締役会を開く」と報道。その後、4日にもチャールズ・プリンスCEOが退任を表明するとの見通しや、後任候補にロバート・ルービン元財務長官の名前が挙がるなど追加情報が相次いだ。実現すれば、サブプライム問題の大物の引責辞任では、メリルリンチの前CEOだったスタンレー・オニール氏に続き2人目となる。

なお、ドイツ銀証券のアナリストが1日付のリポートで、米大手金融機関は住宅ローンや債務担保証券(CDO)関連で10―12月期にも100億ドル超の評価損を計上する可能性があると指摘している。欧米金融機関の同問題に関する悪いニュースは当面流れ続ける可能性が高そうだ。

内憂外患。国内では政治リスクの高まり、海外では信用リスクの高まり。この結果、日本株への内外の投資家の投資マインドは冷え込む公算が大きい。また、11月に決算期末を迎えるヘッジファンドは多い。米住宅金融問題の損失を補填する目的で、ファンドは最近まで株価が上昇基調だった上海、香港、インドなどのアジアの新興国の株式市場中心に、利益確定の売りが加速する可能性も高い。不安定な米国市場、利益確定売りで下落するアジア株の影響で、当面の日経平均は、主力企業の好業績にも拘らず、下振れし易い状況が通続くだろう。本日の想定レンジは16300円~16800円程度。戻りは売りたい。そんな環境とみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

兜町に豊富な人脈を持つ金融情報会社「カブ知恵」

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