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マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

10月17日 17時54分

来週の為替見通し/1ドル=104.50-109.90円を想定

今週の円相場は買いが一服した。CME日経平均先物などの大幅下落を背景に週明けからリスク回避の買いが先行。「ボストンのローガン国際空港でドバイ発のエミレーツ航空便の乗客5人がインフルエンザに似た症状を訴え隔離された」との報道を受けて米国内でのエボラ出血熱感染の拡大を警戒してダウ平均が急落するとつれて106.77円まで上昇した。

乗客5人がエボラ出血熱ではなかったことが伝わると翌14日には株価の買い戻しとともに107.32円まで下押ししたものの、米長期金利が低下したため下値も限られるなど107.00円を挟んで方向感が出なかった。ただ、翌15日のNY市場序盤に急伸。9月米小売売上高など弱い米指標が相次いだことで米10年債利回りが2%を割り込む急低下となったことで買いが活発化した。

短期投機筋から損失覚悟の円買い・ドル売りが断続的に持ち込まれ、9月8日以来の高値となる105.195円まで買い上げられた。ただ、その後は米長期金利が急速に低下幅を縮めたうえ、460ドル超下落したダウ平均が下げ幅を縮小したことを背景に反落した。翌16日は株価の下落や米10年債利回りの大幅低下を受けて再び105.51円まで買われる場面があったが戻りは限られた。前週分の米新規失業保険申請件数や9月米鉱工業生産指数など良好な米指標が続いたため米10年債利回りが上昇に転じると106.46円まで売りに押された。

来週、米国は21日に9月米中古住宅販売件数、22日にMBA住宅ローン申請指数や9月米CPI、23日に前週分の米新規失業保険申請件数や8月米住宅価格指数、9月米景気先行指標総合指数、24日に9月米新築住宅販売件数が発表される。

米国以外では21日に10月RBA理事会議事要旨、7-9月期中国GDP、22日に7-9月期豪CPIやMPC議事要旨、カナダ中銀の政策金利発表、23日に欧州各国の製造業・サービス業PMI速報値、24日に7-9月期英GDP速報値が予定されている。

来週の円相場は神経質な値動きとなりそうだ。1ドル=104.50-109.90円を想定している。今週は全般にリスク回避の円買いが進む展開となったが、1月2日安値の105.45円を終値ベースで下回ったほか、15日の急伸後に下押ししたレベル106.41円を翌16日に下抜けたことでいったん上値を確認した形となっている。ダウ平均や米10年債利回りに関しても15日・16日と連日で大きく下ヒゲを伸ばして引けており目先の底を打った感もある。

また、対ドルでは切り下がっている一目均衡表雲下限がレジスタンスとして機能しそうだ。ただ、欧州を中心とした世界的な景気減速懸念やエボラ出血熱の感染拡大への警戒感は根強く、いつリスク回避の円買いが再燃してもおかしくない状況であることは否めない。株価と金利の動向をにらみながらの推移が続きそうだ。目先の上値目処は15日高値の105.195円だが、上抜けた場合には8月25日安値の104.49円がレジスタンスとして意識されるだろう。一方、下値は3日安値の109.91円が目処になる。

(グローバルインフォ株式会社)

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