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マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

02月07日 15時07分

来週の相場見通し/雇用統計が大幅に下振れない限り、戻りを試す

来週の日経平均は7日発表の1月の米雇用統計が大幅に下振れない限り、戻りを試す見通しだ。想定レンジは14000円~14600円程度。ただし、下振れた場合、米株安・円高となり、想定レンジは13600円~14300円程度に切り下がる。

なお、4日の日経平均は前日比610.66円安の14008.47円だった。2013年10月8日の13894.61円以来ほぼ4カ月ぶりの安値を付けた。下げ幅は昨年6月3日の843.94円以来、約8カ月ぶりの大きさだった。円相場が1ドル=100円台まで上昇した上、日経平均の戻りが鈍いため、大引けにかけて手仕舞い売りが加速した。追証絡みの投売り、ポジション調整売りも引けかけ断続的に出て、結局、安値引けとなった。そして、東証1部の売買代金は3兆6364億円と、SQ算出日を除くと昨年5月24日以来の高水準に膨らんだ。これで、一応、4日が「セリング・クライマックス」になったとみている。

また、5日の日経平均は後場寄り付き直後の12時40分に13995.86円と、ザラ場中としては昨年10月9日以来4カ月ぶりに14000円大台を割り込む場面があった。追証発生による強制決済玉が多数出た結果とみられる。しかし、この売りが一巡後は、前日まで大幅に売られていた銘柄や、決算発表を受け、業績が好調だった銘柄に買いが入り、日経平均はプラス転換した。5日終値は前日比171.91円高の14180.38円。これで一応、「5日の13995.86円で当面の底値をみた」と考える。

”一応、4日が「セリング・クライマックス」”、”一応、5日の13995.86円で当面の底値をみた」”と、共に、「一応」を付け加えたのは、相変わらず、日本株は、「円相場と米株」次第で右往左往、一喜一憂する自律性が乏しく、不安定な状態だからだ。円相場が対ドルで1円円高に動けば、日経平均は軽く、400円~500円下落する。このため、4日のセリング・クライマックスと5日の底入れの状況証拠は揃ってはいるが、まだまだ相場は油断できないと考えておく必要がある。

日経平均急落の主犯は裁定解消売りだ。1月31日時点の裁定取引に伴う現物株の買い残高(期近・期先合計)は、金額ベースで4週連続で減少した。残高は前週に比べ3171億円減の3兆2041億円だった。これは今週も大幅に減少したとみられる。来週も、相場の先安観が強まり、225先物がディスカウント状態になるようなら、裁定解消売りが加速し再び下落圧力が強まることになる。それもこれも、全て、「円相場と米株」次第だ。

イベント的には、11、13日に予定されているイエレンFRB議長の米議会上下両院での金融政策に関する年次報告が重要だ。ここで、マーケットフレンドリーな発言が飛び出し米株式市場が素直に好感し上昇すれば、「バーナンキ・プット」ならぬ、「イエレン・プット」が誕生することになるだろう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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