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マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月24日 15時18分

来週の為替見通し/1ドル=79.80-81.00円で引き続き小動き

今週の円相場は高値が22日の80.013円、安値が23日に付けた80.80円で、値幅が79銭程度となり小動きだった。米景気の回復ペースが鈍化し、米金利が上昇しにくくドルが買われにくい半面、政治の混迷や財政問題、震災からの景気回復をサポートするために低金利が長期化するとの見方などから円も積極的に買われにくかった。市場参加者からは「通貨オプションに絡んだ売買の影響で狭い値幅での展開になった」との指摘も聞かれた。

来週、米国では27日に5月米個人所得、5月米個人消費支出(PCE)、28日に4月ケース・シラー住宅価格指数、6月米消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、6月リッチモンド連銀製造業指数、29日にMBA住宅ローン申請指数、5月米住宅販売保留指数、30日に新規失業保険申請件数、6月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、7月1日に6月ミシガン大・消費者態度指数・確報値、6月ISM製造業景況指数などの発表がある。

米財務省は27日に2年債350億ドル、28日に5年債350億ドル、29日に7年債290億ドル規模の入札を実施する。

また、コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁、ホーニッグ米カンザスシティー連銀総裁、フィッシャー米ダラス連銀総裁、ブラード米セントルイス連銀総裁などの講演が予定されている。

一方、日本では28日に5月商業販売統計、29日に5月鉱工業生産・速報値、30日に対外対内証券売買契約等の状況、5月新設住宅着工戸数、1日に4-6月期日銀短観、5月有効求人倍率、5月失業率、5月全世帯家計調査・消費支出、5月東京都区消費者物価指数(CPI)、5月全国CPIなどが公表される。

来週は米国ではケース・シラー住宅価格指数、シカゴPMI、ISM製造業景気指数が注目材料だ。弱い内容となると米連邦準備理事会(FRB)に対し追加の金融緩和を催促する相場展開になる可能性がある。また、量的緩和第2弾(QE2)が6月末に終了する中で行われる米国債の入札も注意が必要だ。日本では4-6月期の日銀短観が最大の注目材料。先行きについては大企業は改善傾向が示されるとの見方が多く、持ち直しの動きが示されるかを確認したい。

来週の円相場は1ドル=79.80-81.00円で引き続き小動きが予想される。今週同様、円とドルが弱い材料を抱えている状況に変化がなく、基本は方向感が出ないだろう。オプションに絡んだ売買も引き続き意識されそうだ。ただ、相場を動意付かせる材料がない訳ではない。四半期末になるため国内輸出企業の円買い需要があり、円を押し上げる可能性がある。月末で外貨建て投資信託の新規設定が見込まれ、円売り・外貨買いが膨らめば円が下振れするケースも十分予想される。いずれの場合も、狭いレンジでの値動きが続いた後のレンジブレイクとなり、値動きが大きくなりやすいことを想定しておきたい。

(グローバルインフォ株式会社)

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