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マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

04月30日 09時29分

来週の為替見通し/強含む、レンジは1ドル=79.60-83.10円を想定

今週の円相場は荒い値動きとなった。欧米企業の好決算が相次いだことなどを材料に世界的に株価が上昇。投資家のリスク許容度が改善するとの見方から、対ユーロや豪ドルなどでドル売りが進んだ流れに沿って、一時3月27日以来の高値となる81.27円まで値を上げた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時72.871と2008年7月31日以来の水準まで低下した。

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に修正したなどを受け、一時82.82円まで押し戻される場面もあったが円売りは一時的。すぐに持ち直した。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明文やバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言で、米国の金融緩和政策が今後も当面続くとの見方が広がり円買い・ドル売り圧力が強まった。

来週、米国では2日に3月建設支出、4月ISM製造業景況指数、3日に3月製造業新規受注、4日に4月ADP雇用統計、4月ISM非製造業景況指数(総合)、5日に1-3月期非農業部門労働生産性速報値、6日に4月雇用統計、3月消費者信用残高などが発表される。

一方、日本では2日に3月毎月勤労統計調査、6日に4月マネタリーベースなどが公表される。

来週は米重要指標や欧金融イベントの結果を確認しながらも、米国株の上昇が続くかどうかに注目したい。足もとのドル安は、株高を背景に投資家のリスク許容度が増すとの見方から、低金利のドルが売られ相対的に金利の高い通貨が買われてきたことが要因の一つ。米国の景況感を示す指標や雇用指標の結果次第では、一本調子で上昇してきた米国株が調整する可能性がある。そうなれば、株価下落に伴うドルショートポジションの巻き戻しが進む公算が大きい。

一方、5日の欧州中央銀行(ECB)理事会については「市場は6月の理事会での利上げを見込んでいるものの、焦点は継続的な利上げ実施を示唆するかどうか」との指摘があった。ユーロ・ドル相場の動向次第では、一段の円高・ドル安が想定されるため注意が必要だ。

来週の円相場は強含むと予想する。レンジは1ドル=79.60-83.10円を想定している。市場では「ドル安は当面続く」との見方が多い。米金融緩和策の長期化は共通認識となりつつあるため、米金利の上昇余地は限られる。株高が続き投資家のリスク許容度が増せば、ドルはユーロや豪ドルなど対して売られやすくなる。

全般にドル安傾向が鮮明になるなかで、市場では「心理的節目の80.00円に向けて上昇する公算は大きい」との指摘があった。「東日本大震災を受けた生損保会社による保険金の支払いで外貨資産を売る動きが出て、相場を押し上げる」との見方も出ている。

たしかに、積極的に円を買う材料は見当たらない。80.00円に迫る場面では為替介入も意識されるため、一方的な円高・ドル安は想定しづらいだろう。ただ、日本はゴールデンウィーク(GW)。「日本の大型連休中は円高に向かう傾向がある」との声も聞かれるだけに、当面は円高・ドル安傾向が続きそうだ。

(グローバルインフォ株式会社)

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