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マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

02月18日 15時39分

来週の為替見通し/レンジは1ドル=81.00-84.50円を想定

今週の円相場は下げ渋った。米景気の回復期待を背景に円売り・ドル買いが出ると一時昨年12月20日以来の安値となる83.98円まで値を下げたものの、売りが一巡した後はやや下値を切り上げた。市場では「80.00-84.00円に観測されているダブルノータッチオプションに絡んで、84.00円に接近した場面では防戦買いが入った」との指摘があった。

「イランの軍艦がシリアに向けスエズ運河を通過する予定」との報道や、中東各国で反政府デモが広まっていることを受け、中東情勢の緊迫化が意識されたことも円買い・ドル売りにつながった。週末にかけては83円台前半まで値を戻している。

来週、米国では22日に12月ケース・シラー米住宅価格指数、2月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、2月リッチモンド連銀製造業指数、23日に1月中古住宅販売件数、24日に1月耐久財受注、12月期住宅価格指数、1月新築住宅販売件数、25日に10-12月期実質国内総生産(GDP)改定値、2月ミシガン大学消費者態度指数確報値などが発表される。また、コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁やプロッサー米フィラデルフィア連銀総裁などの講演が予定されている。

一方、日本では21日に12月全産業活動指数、23日に1月企業向けサービス価格指数、1月貿易統計(通関ベース)、25日に1月全国消費者物価指数(CPI)、2月東京都区部CPIなどが公表される。

来週は米住宅指標に注目したい。今週発表された米住宅統計や景況感を示す指標は軒並み良好な結果となり、米景気の回復観測が強まった。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、家計支出改善などで2011年成長率予測を上方修正したことが明らかになった。経済指標の結果に一喜一憂しつつ、FRBによるQE2(量的緩和弟2弾)後の金融政策の行方を探ることになりそうだ。

このほか、米財務省は総額990億ドル規模の国債入札を行う。円相場は米国の長期金利との相関性が高いため、入札の結果にも注意したい。

来週の円相場は下値が堅そうだ。たしかに、足もとでは投資家心理が改善し、米国では長期金利が上昇している。米金利の上昇基調が続けば、日米金利差拡大への思惑から円は売られドルは買われやすくなる。ただ、市場では「円高・ドル安のリスクは依然としてくすぶっている」と警鐘を鳴らす向きも多く、楽観に傾き過ぎない方が無難だろう。

ある市場関係者からは「日米2年物の金利差からみれば円相場は現状より数円程度の円安・ドル高でもおかしくない。そうならない要因は、円が下落した局面で日本の輸出企業などの円買いが入ることにある」との声が聞かれた。中東情勢に不透明感が強いうえ、3月決算期末に向けた日本の輸出企業や機関投資家の対外資産引き揚げ(リパトリエーション)も意識され始めており、円買い・ドル売り注文が増えてくることも予想される。なお、レンジは1ドル=81.00-84.50円を想定している。

(グローバルインフォ株式会社)

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