とれまがファイナンス - 相場概況（主力株）/17日の日経平均は前週末比3.82円高の10502.86円 - カブ知恵速報

17日の日経平均は前週末比3.82円高の10502.86円、高値は９時19分の10562.39円、安値は14時18分の10482.69円。東証一部の売買代金は１兆2510億円、値上がり銘柄数は779銘柄、値下がり銘柄数は702銘柄、変わらずは190銘柄。日経平均は小幅反発。

14日のＮＹダウは反発、前日比55.48ドル高の11787.38ドルで取引を終えた。ＪＰモルガンが発表した四半期決算が大幅な増益となり、金融株の上昇が相場を押し上げた。また、前日夕に四半期決算を発表したインテルが11年の設備投資を増やす方針を示したことも、半導体製造装置関連への好材料になった。

ＮＹ円相場は３日ぶりに反落し、前日比05銭円安・ドル高の１ドル＝82円80～90銭で取引を終えた。円は対ユーロで４日続落し、前日比30銭円安・ユーロ高の１ユーロ＝110円90銭～111円00銭で取引を終えた。

ＮＹ原油先物相場は小幅に反発。ＷＴＩ期近の２月物は前日比0.14ドル高の１バレル91.54ドルで取引を終えた。ＮＹ金先物相場は５日ぶりに反落。２月物は前日比26.5ドル安の１トロイオンス1360.5ドルで取引を終えた。

今晩はキング牧師の誕生日で米国は全市場が休場となるため、日本株の売買シェアの６割を握る海外投資家の動きが鈍った。結果、前場の日経平均は全く方向感がなかった。

後場の日経平均は上値の重い展開。14日の預金準備率の引き上げ発表を受けた上海株が急落したことが嫌気された。

東証33業種では、水産・農林、倉庫・運輸、金属製品、化学、小売、その他製品、食料品、電気機器、繊維製品、医薬品の10業種が値上がりした。一方、石油・石炭製品、証券、商品先物、輸送用機器、ゴム製品、その他金融、パルプ・紙、海運などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは山水電気（6793）、２位はチタン工業（4098）、３位はＥＴＦＳ穀物商品指数（1688）。一方、値下がり率トップはユーシン（6985）、２位はアルテック（9972）、３位はユニオンツール（6278）。