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カブ知恵速報 藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

12月30日 16時06分

来週の相場見通し/グイグイ上がっていく展開は想定し難いが、底堅い

来週は4日の12月ISM製造業景況指数、7日の米新規失業保険申請件数(週次)、8日の米12月雇用統計を受けた、米株式市場と円相場の動向が日本株に大きな影響を与える見通しです。これらが市場予想から大きくブレない限り、日経平均は堅調な動きが期待できそうです。想定レンジは、10300円~10800円程度です。

なお、年末にかけての上昇が急ピッチだったこともあり、円相場がどんどん円安にならない限り、下値は限定的ながらも短期的な調整局面に入る可能性が高いとみています。一方、上値に関しては、もう一段の円安や、ここにきて騰勢が一服している米株の更なる上昇が必要です。

ところで、ここにきて混迷度合いを深めているJAL(9205)問題の行方は相場全体の頭を抑える要因になっています。この問題が完全決着するまでは、スカッとした相場の上昇は期待薄でしょう。また、三井住友FG(8316)をはじめとした銀行の増資への懸念が根強く残っています。このため、銀行株をはじめとした主力の内需株の上値は買い難く、結果、TOPIXの日経平均に対するアンダーパフォームも続く見通しです。

このような状態では、日経平均が年明け以降、グイグイ上がっていく展開は想定し難いでしょう。上昇するにしても一進一退を繰り返しながらの上昇と考えます。一方、1月に関しては、エクイティ・ファイナスの空白期間ですので、需給は比較的良好です。このため急落リスクも低いとみています。

なお、年明けの物色については、(1)IT関連、(2)巣篭り消費関連、(3)環境関連が、3本柱でしょう。

(1)IT関連では、「ウィンドウズ7」の普及に伴いメリットを享受する半導体、タッチパネル関連が2本柱です。(2)については、ネット通信関連とネットゲーム・SNS関連が2本柱です。また(3)に関しては、リチウムイオン電池関連とLED関連が2本柱で、折に触れ、鉄道関連、太陽電池関連、スマート・グリッド関連なども賑わうことになると考えています。

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