とれまがファイナンス - 第22回 化粧品会社と医薬品会社は似て非なるもの - 格差社会と闘う投資術

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格差社会と闘う投資術 さふぁいあ

機関投資家としてガッチガチのファンダメンタル投資を経験後、何故か短期のデイトレードをしている異色のトレーダー。自ら考え、格差社会と闘う術を学ぼう!

11月23日 21時55分

第22回 化粧品会社と医薬品会社は似て非なるもの

 
 さてここからはIPO投資狙いの投資家視点。

 まずは製造業として読みやすいポーラ・オルビスの方から。仮条件上限1800円で計算すると時価総額は1100億円程度、東証1部直接上場が予想されるが扱いとしては中小型株サイズ。足下の数字からすると、PERは20~25倍の間くらいであまり割安感はないのだが、PBRが0.75倍付近と1倍割れ水準での価格設定になっている。実質的にほぼ無借金のバランスシートを持ち、キャッシュフローも黒字安定。資生堂や花王がPBR2倍近くまで買われていることを考えると、下げのリスクはかなり限定的なのではないかという印象。流動性リスクのない大型株と単純に比較してはいけませんが。

 対して大塚HDは想定価格2400円で計算すると時価総額1兆3000億円強の文句なし大型株サイズ。PER10倍強、PBR1.2倍程度は大手医薬株と比較すると若干割安かなという程度。前述の通り医薬品会社は大型薬が当たるかはずれるかで業績がぶれまくる博打業界なので素人が業績を読むのははっきりいって不可能。ポカリやカロリーメイトなどの健康食品部門は業績安定なのだが、利益は全体の2割程度なので気休め程度。

 

 結論としてポーラ・オルビスをローリスクミドルリターン、大塚HDをミドルリスクミドルリターンとして、両方ともIPOプライマリー争奪戦には参戦、セカンダリー狙いは初値次第で基本傍観というスタンスで行こうかと思ってます。

 

サクソバンクFX

 

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