とれまがファイナンス - ダウ平均、“5年目の2割高”へ始動(2007年01月09日更新) - 写真記事一覧

とれまが - 個人ブログがポータルサイトに!みんなでつくるポータルサイト。CFD・FX・株式投資の投資情報ファイナンスポータルサイト-とれまがファイナンス

とれまが > ファイナンス > コラム > 写真記事一覧 > ダウ平均、“5年目の2割高”へ始動(2007年01月09日更新)

乗り換えるなら【一日信用取引】

01月09日 16時35分

ダウ平均、“5年目の2割高”へ始動(2007年01月09日更新)

 直近の住宅市場調整期を検証してみる と、期間では約2年程度のサイクルが見て取れる。時間調整では未了感が残るが、調整幅はかなり進んでいる。住宅着工、住宅価格の下落率に顕著に表れてい る。ただし、これが景気の腰折れをもたらす程度に発展することはないだろう。住宅ローンが連動する長期金利の高騰は予想しにくいからだ。また、住宅需要サ イドでも、人口、移民増で、実需を伴っている。

 米国経済の良好なファンダメンタルズ、FRBの巧妙な金融政策のかじ取りを背景にインフレ圧力が抑圧されている。また、中東オイル・マネーや、アジアの主要中銀による米国債投資が継続しており、これが長期金利急騰の抑止力となっている。

 また、世界経済の鈍化を背景に原油価格の騰勢にも歯止めがかかっている。

 以上を背景に、インフレ抑制下、経済は強過ぎず弱過ぎず、安定的に成長し、企業業績も良好であるという、いわゆる“ゴルディロックス・シナリオ”が継続するだろう。

 ミューチャル・ファンドや、ヘッジファンドにとってこれまで主要投資対象だった不動産や、原油をはじめとする商品は魅力度が低下した。

 また、明らかな利下げのサインがいまだ見えてこないことから、債券も腰を据えて買うわけにもいかない。こんな中、株式の投資妙味が高まっている。

  1962年以来、5年以上上昇相場が続いたケースが3回あるが、5年目の平均年間上昇率は20%強である。また、大統領選挙サイクルでいえば今年は3年目 に当たるが、これも上昇確率が高いアノマリーが検証されている。また、これまで米国株PERは15倍から19倍強で推移しており、現在の16倍強 (2007年予想1株利益に基づく)はいまだ割安水準である。

 今年の相場展開としては、次のようなパターンを想定している。生産性が低 下し、潜在成長力が落ちていることから、利上げの据え置き期間が意外と長期化する可能性がある。したがって前半は食品、飲料、薬品、日用品メーカーなど、 いわゆる安定業績業種株(ディフェンシブ株)や、低PERの銀行、証券、保険株が有利に、利下げ可能性が高まる後半には、素材、工業株などの景気敏感株が 優位な展開になりそう。

 ただし、パソコンなどIT製品が買い替え時期に差し掛かるところに、新OS“ビスタ”が1月30日から市場に投入され、旺盛な需要の受け皿になるとともに、新たな需要も喚起されるため、マイクロソフトを中核として、半導体やパソコンメーカー株も折に触れて物色されそう。

 3、4月と、7、8月に若干の調整を入れつつ、年間を通したら右肩上がりの相場展開を予想する。上昇率は約20%程度を見込む。

 森崇氏による詳しいレポートはこちらから。この記事は、5日駅売りの9日付け日本証券新聞、5日更新のネット版に掲載したものをもとに作成。

株式ニュース

一覧

新着一覧

ゆたか証券
松井証券プレミアム空売り

市況概況ニュース

一覧

IPO情報

公開日

社名

市場

コード

11月20日

M&Aキャピタルパートナーズ

東証マ

6080

11月20日

メディアドゥ

東証マ

3678

11月19日

ANAP

JQ

3189

10月23日

アライドアーキテクツ

東証マ

6081

10月22日

システム情報

JQ

3677

10月21日

じげん

東証マ

3679

10月08日

エナリス

東証マ

6079

一覧

とれまがファイナンスは、FXOnline Japan、時事通信、フィスコ、カブ知恵、グローバルインフォから情報提供を受けています。当サイトは閲覧者に対して、特定の投資対象、投資行動、運用方法を推奨するものではありません。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。

とれまがファイナンスは以下のスポンサーにご支援頂いております。

IGマーケッツ証券 インヴァスト証券 ゆたか証券 カブドットコム証券 ドットコモディティオンライン 岡三オンライン証券 フォレックスドットコム

松井証券 ひまわり証券 オアンダ ジャパン FX PRIME SAXO BANK 外為ファイネスト アヴァトレード

Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.