とれまがファイナンス - 相場概況（主力株）/16日の日経平均は前日比20.95円高の10034.25円 - カブ知恵速報

16日の日経平均は前日比20.95円高の10034.25円、高値は９時38分の10062.27円、安値は14時46分の10019.43円。東証一部の売買代金は8415億円、値上がり銘柄数は756銘柄、値下がり銘柄数は714銘柄、変わらずは199銘柄。日経平均は小幅反発。

15日の米国はプレジデンツデーの祝日で、全市場休場。15日のＤＡＸ指数の終値は、前週末比10.71ポイント高（0.19％上昇）の5511.10ポイント、ＣＡＣ40は同10.15ポイント高（0.28％上昇）の3609.22ポイント、ＦＴＳＥ100は同25.02ポイント高（0.49％上昇）の5167.47ポイントで、それぞれ取引を終えた。

前場の東京株式市場は膠着感の強い相場だった。春節で中華圏のマネー流入・流出が止まり、15日の米国株式市場が休場で、売り買いともに手掛かり材料が不足していた。また、３連休明けの米国市場の動きを見極めたいというムードも強く、昨日同様に閑散相場になった。ギリシャ問題への警戒感も強かった。

後場も膠着感の強い相場が継続した。しかし、大引け間際に、対ドルでの円高が若干進んだことが嫌気され、日経平均は前場安値を割り込んだ。また、ＣＭＥグローベックスで米株価指数先物がやや軟調に推移したことも、嫌気材料となった。なお、終日、ＥＵ財務相理事会の結果や、連休明けの米国株式相場の動向を見極めたいとのムードが強かった。

東証33業種では、空運、石油・石炭製品、海運、陸運、輸送用機器、鉱業、電気・ガス、情報・通信、証券、商品先物、保険、精密機械、倉庫・運輸、非鉄金属などが値上がりした。一方、その他金融、繊維製品、ゴム製品、その他製品、不動産、小売などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはサンシティ（8910）、２位はアルテック（9972）、３位はトーア紡コーポレーション（3204）。一方、値下がり率トップはアイロムホールディングス（2372）、２位はフージャースコーポレーション（8907）、３位はプロミス（8574）。