とれまがファイナンス - 前場概況(主力株)/ 27日前場の日経平均は前日比30.34円高の10355.62円 - カブ知恵速報

27日前場の日経平均は前日比30.34円高の10355.62円、高値は９時41分の10373.82円、安値は10時11分の10299.07円。東証一部の売買代金は6581億円、値上がり銘柄数は741銘柄、値下がり銘柄数は757銘柄、変わらずは180銘柄。日経平均は小幅に４日ぶりに反発。

26日のＮＹダウは前日比2.57ドル安の10194.29ドルで取引を終えた。コンファレンス・ボードが発表した１月の米消費者信頼感指数は55.9と、前月の53.6（修正値）から2.3ポイント上昇し、市場予想の平均値の53.5前後を上回った。前月比でプラスになったのは３カ月連続で、これを好感する買いが入ったが、結局失速した。

ＮＹ円相場は反発。前日比60銭円高・ドル安の１ドル＝89円60～70銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に反発。前日比１円55銭円高・ユーロ安の１ユーロ＝126円10～20銭で取引を終えた。

ＮＹ原油先物相場は反落。ＷＴＩ期近の３月物は前日比0.55ドル安の１バレル74.71ドルで取引を終えた。ＮＹ金先物相場は小幅続伸。２月物は前日比2.6ドル高の１トロイオンス1098.3ドルで取引を終えた。

米株の上値が重く、円高基調だが、前場の日経平均は昨日まで３日続落したこともあり、底堅く推移した。銀行株に外国人投資家の買いが観測され、これが相場をサポートしたとの声があった。市場全般的には、ＦＯＭＣの声明文待ちのムードが強く、積極的な売買を手控える雰囲気が強かった。

東証33業種では、医薬品、金属製品、電気・ガス、その他製品、食料品、陸運、パルプ・紙、化学、小売、不動産、情報・通信、銀行などが値上がりした。一方、ガラス・土石、鉄鋼、ゴム製品、海運、鉱業、輸送用機器、電気機器などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはシルバー精工（6453）、２位は扶桑薬品（4538）、３位は飛島建設（1805）。一方、値下がり率トップはＳＭＫ（6798）、２位はオリジン電気（6513）、３位はシーイーシー（9692）。