とれまがファイナンス - 相場概況（主力株）/19日の日経平均は前日比90.18円安の10764.90円 - カブ知恵速報

19日の日経平均は前日比90.18円安の10764.90円、高値は始値の10866.83円、安値は14時10分の10749.47円。東証一部の売買代金は１兆2536億円、値上がり銘柄数は682銘柄、値下がり銘柄数は845銘柄、変わらずは154銘柄。日経平均は２日続落。

18日の米国市場はキング牧師誕生日で、全市場休場。18日の欧州株式市場は反発。金属価格の値上がりで資源関連が買われた。なお、欧州金融市場では、ギリシャの財政問題が引き続き燻っていた。

本日はＪＡＬ（9205）が会社更生法の適用を申請する見通しだが、これは予定通りのことで、相場への影響は限定的だった。そのＪＡＬは前日比変わらずの５円で取引を終えた。一時上場来安値の３円を付けた。出来高は４億867万株だった。

前場の東京株式市場は、米市場が休場だったこともあり、相場を大きく動かす材料に乏しかったため、方向感乏しいもみあいとなった。前場の日経平均の値幅は48.3円にとどまった。

後場に入り、１ユーロ＝129円台の円高に振れたことが嫌気され、主力株を中心に幅広い銘柄が売られた。日経平均は前場安値を割り込んだ。アジア各国・各地域の株式市場が総じて軟調だったことも、嫌気材料視された。

東証33業種では、ゴム製品、パルプ・紙、石油・石炭製品、水産・農林、鉱業、電気・ガス、海運、非鉄金属、医薬品の９業種が値上がりした。一方、空運、その他金融、保険、証券、商品先物、銀行、電気機器、ガラス・土石、輸送用機器、機械などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは大和小田急建設（1834）、２位はシルバー精工（6453）、３位はアルテック（9872）。一方、値下がり率トップはプロミス（8574）、２位は飛島建設（1805）、３位は武富士（8564）。