10月31日 12時37分
麻生グループの上場企業としては、麻生フオームクリート(1730)がある。今回の麻生ラファージュセメントとともに、株式会社麻生(旧・麻生セメント)の子会社に当たる。
もちろん「麻生」も「麻生ラファージュセメント」も上場していないため、株価への直接の影響はないのかもしれない。
しかし、現役首相の直系企業における不祥事だけに、気になるところ。それも、この問題、1万5000トンという六価クロムの量や、その後の処理をめぐり、大きな社会問題にもなりかねないという。
というのも、今回の製品はコンクリートとしてではなく、ほとんどが「地盤改良工事の材料」として用いられたいうのだ。