12月16日 07時31分
日本では重要指標なし、決算予定なし、1社新規上場。
中国では指標なし、欧州で英失業率の発表。
アメリカでは11月分の雇用統計発表イベント日。
昨日の日本市場は米半導体株の急落を受けて大幅GDスタート。
ただ売られたのはAI関連や半導体株がほとんどで
トヨタ、メガバンク3社、JR東、三菱地所などTOPIX系は非常に強い展開。
指数もTOPIXは0.2%プラスに対し、日経が1.3%マイナスと温度差クッキリ。
極端に偏っていた地合からの循環物色と考えれば悪くはないか。
セクターでは陸運、銀行、自動車、小売に買い、非鉄、鉄、電気、機械に売り。
リクルート、信越、イオンがプラス寄与、アドバン、SBG、TDKがマイナス。
米指数は小幅続落、ドル円もほぼ変わらずでCME145円下げ。
アメリカの方向性が出るまで日本もポジションを傾けづらい地合。
ただ昨日半導体系からTOPIXの大型株への
はっきりとした資金シフトが確認されておりTOPIX系は日足が良い。
機関投資家も日経急騰時のポートフォリオから質が変わっているため
次の上昇局面でまた半導体が来るのか、他が牽引役になるのか。
AI相場によるいろいろな歪みが解消される局面にもチャンスはあります。
昨日の新興市場はグロース指数が1.7%の大幅続伸。
時価総額上位、直近IPOともに買い優勢だが一部決算銘柄が下げ。
トライアル、MTG、カバー、Aiロボ、スマレジが上昇、GENDA、QPSHDは下げ。
新規上場のアルバリンクはGUで初値をつけ陰線で引けている。