10月15日 07時37分
日本では重要指標なし、114社決算予定、1社新規上場。
中国では消費者物価指数の発表、欧州ではユーロ圏鉱工業生産。
アメリカではNY連銀製造業景気指数とベージュブック。
昨日の日本市場は公明党の与党離脱を材料に大幅GDでの寄り。
政局不安は外国人の売り材料、高市期待上げが剥落する反応。
米国の対中関税下げが週末に解決したのはギリギリの救いに。
半導体系は前場は相対強めだったが後場に失速して陰線引け多数。
米金利下落でメガバンク中心に金融系にも売りが出た。
経営計画を発表した良品計画は13.4%の逆行高となり非常に目立った。
セクターでは海運、小売が上昇、電機、非鉄、医薬、通信、銀行に売り。
良品計画、KDDIがプラス寄与、SBG、アドバン、東エレがマイナス。
米指数は銀行上昇半導体下げ、ドル円はほぼ変わらずでCME200円高。
前日に日本は寄り底陰線で米半導体下げを先行で織り込む動きだったため
CMEはやや反発となってるものの積極的な買いは入らなさそう。
政局の見通しが立つまでは外国人が安心して買えない状況。
良品計画のように個別で明確な業績期待のある銘柄には資金集中。
指数は全てAI系半導体頼みという不安定な地合は継続。
昨日の新興市場はグロース指数が3.2%の大幅続落。
時価総額上位、直近IPOともに売り一色という厳しい雰囲気。
フリー、GNIが上昇、タイミー、サンバイオ、GENDA、カバーが下げ。
高市銘柄として物色されていた宇宙関連銘柄は大幅安に。