12月10日 07時38分
日本では寄り前にマネーストックの発表、15社決算予定。
中国で貿易収支の発表、欧州は重要指標なし。
アメリカも指標なし、明日の消費者物価指数に注目が集まる。
昨日の日本市場はNASDAQ上昇を受けてGUでの寄り。
しかし寄り後30分で300円下げと引き続きザラバは弱い展開。
引け時点でプラスは維持したものの指数は陰線となっている。
アドバンテストを中心に半導体は弱め、重工系もマイナス。
一方で12月権利の優待銘柄として楽天Gが物色されている模様。
セクターでは通信、海運、自動車、銀行に買い、鉱業、機械に売り。
ファストリ、SBG、リクルートがプラス寄与、アドバン、東エレがマイナス。
米指数は半導体系弱めで指数下げ、ドル円は大幅円安でCME100円高。
円安で米下げを相殺して再びGUでの寄り付きとなりそう。
ただここ最近のザラバでの日本の弱さはかなり気になるところ。
根底にあるのはトランプ政権での関税による製造業の収益悪化懸念。
自助努力だけで解決できる話ではないため日本株が選好されにくい状況。
その裏返しとしてコンテンツ系への物色が行われている印象がある。
昨日の新興市場はグロース指数が1.4%の上昇。
時価総額上位は買い優勢銘柄多め、一方で直近IPOは崩れている。
ビジョナル、フリー、ANYCOLOR、カバーが上昇、QPS研究所は下げ。