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とれまがで芋ほり

とれまがで芋ほり

お芋

お芋さんが、ついにとれまがで芋ほり開始!!現在、システム+アナログの新スタイルトレードを模索中。必勝トレード手法確立なるか!?

08月01日 22時20分

お猿の子から人の子へ Part6

にぎやかな面接もそろそろ終わりに近づき、セラピストは二つの宿題を提案した。
一つは前回同様、一日二回のシャセイである。ただし写真集は、必要に応じて(つまり少年が飽きたら)、担任が新しいのを買って届けることとなった。

「で、二番目の宿題ですけど……」
セラピストが間を置くと、藤田先生が少年を励ました。

「さァ、二番目の宿題も良く聞くのよ」少年は緊張気味に小さくうなずいた。
「……あのゥ、実は学校の先生方への宿題なんですが……」

「はァ?私たち?」藤田先生がキョトンとし、その反応がおもしろくてか、少年が顔を崩した、
「たいへん恐縮なんですが、できれば毎週、この子のために職員会議を開いてほしいのですけれど……」

「それはもう、いつものことですから、おやすいことです」藤田先生が胸を張った。
「で、この子の一週間の行動について、一教員一報告を義務とし、それをまとめたレポートを次回の面接にもってきてもらえませんか」

「一人たったの一つでいいんですか?いくらでもありますよ、問題は!」
「いえいえ、問題はもういいんです。耳にタコができましたもん。報告していただきたいのは、今日と同じで、この子の小さなよい変化なんですが……」

「……な、な、なァるほど……。やってみましょう!」
藤田先生の顔が、いたずらっ子のように輝いた。