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03月01日 21時07分

安易な取引は厳禁

今日も日経株式は売り優勢で後場こそ、やや持ち直したものの前日比-150円でおわりました。最近の世界の金融市場は密接に繋がっているので、１つの市場で大きく崩れうると次々と連鎖反応を起こします。 　昨年、4月21日のG7で米国の経常収支の悪化を指摘したことで、急激なドル安円高となり、それがきっかけで、各国の株式市場が崩れていきました。日経株式も4月の高値の17500円程度から14000円近辺と2ヶ月で3500円も下落したの記憶に新しいところです。このときインド。ロシアなどの株は 30%以上も下落しました。 　こういう動きになるとヘッジファンドなどが破綻するのではという噂が飛び交い、信用収縮が起きて、それまでのポジションの解消が一気に起きるという現象となります。 　そうなると、あらゆる金融市場が大混乱に入る。昨年の場合はドル円の下落が10円、日経株式の下落が3500円、今回はここまでドル円の下落が4円程度、日経はまだ、1000円弱です。これからひょっとすると本格的な弱気相場が来てもおかしくはありません。 　それぐらい信用収縮は怖い。ここ2日間の動きは嵐の前の静けさなのか、祭りが終わった後の凪なのが、よく見極める必要があります。 安易な株の値ごろ買い、為替での円売りは十分注意をしたほうがいいかもしれません。 私はしばらく静観します。

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