とれまがファイナンス - 前場概況（主力株）/23日前場の日経平均は前日比120.14円安の10280.33円 - カブ知恵速報

23日前場の日経平均は前日比120.14円安の10280.33円、高値は９時15分の10353.96円、安値は前引け値。東証一部の売買代金は5166億円、値上がり銘柄数は384銘柄、値下がり銘柄数は1139銘柄、変わらずは159銘柄。日経平均は反落。

22日のＮＹダウは５日ぶりに反落し、前週末比18.97ドル安の10383.38ドルで取引を終えた。バーナンキＦＲＢ議長の議会証言などを見極めたいとのムードが強かった。

ＮＹ円相場は小幅続伸。前週末比35銭円高・ドル安の１ドル＝91円10～20銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前週末比70銭円高・ユーロ安の１ユーロ＝123円85～95銭で取引を終えた。

ＮＹ原油先物相場は５日続伸。ＷＴＩ期近の３月物は前週末比0.35ドル高の１バレル80.16ドルで取引を終えた。ＮＹ金先物相場は反落。４月物は前週末比9.0ドル安の１トロイオンス1113.1ドルで取引を終えた。

米国株が軟調で、円安が一服したことで、前場の日経平均は方向感乏しい、軟調なもみあいとなった。米下院で23日、24日と２日間にわたって開かれるトヨタ（7203）問題に関する公聴会もあり、様子見気分が強まった。アジア各国・各地域の株式市場が総じて軟調スタートとなったことも嫌気された。前場の日経平均は安値引けとなり、25日移動平均線（23日前引け段階、10299.70円）、５日移動平均線（同、10289.38円）を割り込んだ。

東証33業種では、海運だけが値上がりした。一方、鉱業、ガラス・土石、輸送用機器、保険、卸売、鉄鋼、石油・石炭製品、電気機器、非鉄金属、食料品、精密機械、陸運、化学、機械、小売、水産・農林、金属製品などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはティラド（7236）、２位は帝国ピストン（6463）、３位はソネットエンタテインメント（3789）。一方、値下がり率トップは山水電気（6793）、２位はシルバー精工（6453）、３位はベンチャーリンク（9609）。