とれまがファイナンス - 相場概況（主力株）/18日の日経平均は前日比28.86円高の10335.69円 - カブ知恵速報

18日の日経平均は前日比28.86円高の10335.69円、高値は12時31分の10340.38円、安値は10時24分の10285.05円。東証一部の売買代金は１兆1099億円、値上がり銘柄数は789銘柄、値下がり銘柄数は735銘柄、変わらずは153銘柄。日経平均は小幅に３日続伸。

17日のＮＹダウは続伸し、前日比40.43ドル高の10309.24ドルで取引を終えた。１月の米住宅着工件数は季節調整済みの年率換算で59万1000戸と、前月比2.8％増加。２カ月ぶりのプラスで、市場予測の平均の約58万戸を上回った。また、１月の米鉱工業生産は前月改定値比0.9％上昇。７ヶ月連続の前月比プラスで、市場予測の0.7％を上回った。これらが好感された。

ＮＹ円相場は３日続落。前日比１円10銭円安・ドル高の１ドル＝91円20～30銭で取引を終えた。円は対ユーロで横ばい。前日と同じ１ユーロ＝124円05～15銭で取引を終えた。

ＮＹ原油先物相場は続伸。ＷＴＩ期近の３月物は前日比0.32ドル高の１バレル77.33ドルで取引を終えた。時間外取引で、ＮＹ金先物相場は下落。ＩＭＦが近日中に保有する金を市場で売却すると発表したことが嫌気された。

米国株堅調、円安基調を好感し、前場の東京株式市場は買いが先行した。しかし、前日の大幅高の反動、東京外国為替市場での円安一服もあり、上値は重かった。地銀を中心に国内金融機関が年度末接近で益出しの売りを出しているとの観測も囁かれていた。一方、先物市場では売り方の買戻しが断続的に入った。

後場に入り堅調相場は続いたが、膠着感が強まった。欧州系経由のオイルマネーの買いと、国内金融法人の持ち合い解消・益出し売りがぶつかったと観測されていた。また、先物市場では、下値でＣＴＡの買い指値がズラリと並んでいたとの観測が囁かれていた。

東証33業種では、その他金融、繊維製品、小売、非鉄金属、パルプ・紙、機械、ゴム製品、銀行、食料品、水産・農林、金属製品、医薬品、建設、鉱業、サービス、精密機械などが値上がりした。一方、海運、電気・ガス、陸運、ガラス・土石、不動産、鉄鋼などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは山一電機（6941）、２位はアイフル（8515）、３位は日本カーバイド（4064）。一方、値下がり率トップは山水電気（6793）、２位はタカキュー（8166）、３位はアイロムホールディングス（2372）。