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アメックスとダイナースを徹底比較!どっちがおすすめのステータスカード?
最終更新日 2024年5月25日
「アメックスとダイナースは何がどう違うの?」
「アメックスとダイナースってどっちを作るべき?」
ステータスカードを作りたいという方であれば、アメリカン・エキスプレスとダイナースクラブでどちらを作るか迷いますよね。
カードを選ぶ基準としては、ステータス性はもちろんですが、還元率や付帯特典などで年会費以上に価値を見出せるかが重要です。
ここでは、それぞれの代表的なカードであるアメックスゴールドプリファードとダイナースクラブカードをさまざまな角度で比較します。
いろいろな項目を1つ1つ比較することで、どちらのカードが合っているかを確認することができるでしょう。
アメックスゴールドプリファード、ダイナースクラブカードの入会を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
基本スペックで比較
まずは、アメックスゴールドプリファードとダイナースクラブカードを基本スペックから比較します。
ダイナースクラブカードの方が全体のカードコストは安くなっており、本カードと家族カード2枚の年会費を合わせてもアメックスゴールドプリファードよりも安く保有することができます。
ただし、アメックスゴールドプリファードは家族カードが2枚まで年会費無料なので、家族カードを2枚利用するのが前提であれば、カードコストは大きく変わらないと言えるでしょう。
ステータス性で比較
アメックスゴールドプリファードとダイナースクラブカードは、どちらも国際ブランドのプロパーカードであり、国際ブランドとしてのステータスの高さは比肩するものがあります。
ただし、クレジットカード単体としてのステータスは、年会費に伴うところが大きいので、アメックスゴールドプリファードの方が高いと言えるでしょう。
メタルカードはアメックスゴールドプリファードのみ
アメックスゴールドプリファードは、2024年2月にアメックスゴールドのメタル版カードとして登場。年会費3万円台の個人向けのメタルカードは、現時点でアメックスゴールドプリファードだけです。
ダイナースクラブカードは上位カードである「ダイナースクラブ プレミアムカード(追加カード)」「ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード」はメタルカードに対応していますが、どちらもインビテーションカードです。
メタルカードはその金属の質感・重量感から、カード自体にステータス性を否が応でも感じます。そういう意味でもアメックスゴールドプリファードの方が、ステータスは高いと言えるでしょう。
ポイント・マイル還元率で比較
ここでは、アメックスゴールドプリファードとダイナースクラブカードのポイント還元率を比較します。
ポイントはどちらも100円につき1ポイント貯まるのでポイント付与率としては同じですが、利用代金への充当やマイルや商品への交換などにそれぞれ対応していますので、ポイントを何に利用するかで還元率の良し悪しは変わってくるでしょう。
アメックスゴールドプリファードは、通常年間参加費3,300円(税込)がかかる移行レートアップオプションである「メンバーシップ・リワード・プラス」に無料で自動登録されることで、ポイントの有効期限も無期限になるため、どちらもポイントも有効期限は無期限です。
ポイント充当はアメックスゴールドプリファードがお得
ポイントを利用代金や年会費への充当にする場合は、アメックスゴールドプリファードの方がお得です。
ダイナースクラブカードではどちらも還元率としては0.3%になりますが、アメックスゴールドプリファードでは0.5%〜1%として利用代金や年会費に充当できます。
ANAマイルを貯めるならダイナースがコスパ良し
どちらも還元率1%としてポイントをANAマイルに移行できます。
ダイナースクラブカードは全てのマイル対象で6,600円(税込)の年間移行手数料がかかりますが、アメックスゴールドプリファードはANAマイルに移行する場合のみ5,500円(税込)の年間移行手数料が必要です。
本会員の年会費も含めると、ダイナースクラブカードの方がマイルを貯めるコストは安いですね。
ただし、どちらもANAマイルには40,000マイルまでの年間移行上限がありますので、それ以外のマイルも利用するのであれば、マイル移行対象が多く還元率の高いアメックスゴールドプリファードも活用できそうですね。
アメックスゴールドプリファードは対象店舗でポイント3倍
アメックスゴールドプリファードでは、メンバーシップ・リワード・プラスの自動登録に加え、対象店舗での利用でポイントが3倍になる「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」にも自動で登録されます。
対象加盟店ボーナスポイントプログラムでは、以下の店舗・サービスでの利用で100円につき3ポイント(通常ポイント1ポイント+ボーナスポイント2ポイント)がもらえます。
対象加盟店/サービス | 対象サービス |
---|---|
Amazon | Amazon.co.jp Amazonマーケットプレイス Kindle本 Amazon Business |
Yahoo! JAPAN | Yahoo!ショッピング ヤフオク!(Yahoo!かんたん決済) PayPayモール |
iTunes Store/App Store | iTunes Store App Store Apple Books Apple Music |
Uber Eats | Uber Eats アプリ Uber Eats ウェブサイト |
ヨドバシカメラ | ヨドバシカメラ ヨドバシ・ドット・コム 石井スポーツ アートスポーツ |
JAL公式サイト | JAL国内線/国際線航空券 JALPAK国内/海外ツアー商品 |
一休.com | 一休.comで予約の国内宿泊 |
HIS公式サイト | 海外航空券 事前決済の海外ホテル 海外航空券 + ホテル(セット販売) 海外パッケージツアー 海外オプショナル/レンタカー |
アメリカン・エキスプレス・ トラベルオンライン | 事前決済のホテル/レンタカー/国内航空券 |
※Amazon:Amazonプライムの会費およびPrime Studentの会費、Amazonフレッシュなど、 一部のお支払いはポイント加算の対象外です。
※Yahoo! JAPAN:LOHACOはポイント加算の対象外です。自動車車体、デジタルコンテンツの商品購入はポイント加算の対象外です。
※ヨドバシカメラ:店舗での利用分もボーナスポイントの加算対象です。一部の店舗、サービスは加算対象外になります。
※JAL:⽇本国内のJAL公式サイト(www.jal.co.jp)で購⼊できるJAL国内線/国際線航空券、およびJALパック国内/海外ツアー商品が対象です。
※一休.com:オンライン・カード決済で予約した国内の宿泊施設のみポイント加算の対象です。
※HIS:HISの公式サイト(www.his-j.com)を通じてオンラインで予約/購⼊した商品がボーナスポイントの対象です。
※アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン:国内航空券は、エアトリの運営するアメリカン・エキスプレスのカード会員様専⽤国内航空券販売サイトで購⼊した航空券が対象です。
3倍分として貯まるポイントもANAマイルに移行できますので、マイル還元率は3%になります。
ボーナスポイント(+2倍分)は年間100,000ポイントまでの獲得上限がありますので、年間500万円利用分まで適用されます。
ダイナースクラブカードにも、ホテルやレストラン、ショップなどでポイントがアップする加盟店はあります。
海外・国内旅行傷害保険で比較
海外・国内の旅行の際に安心となる旅行傷害保険について比較します。
海外旅行傷害保険
海外旅行傷害保険では、自動付帯(一部利用付帯)であるダイナースクラブカードの方がいいと言えるでしょう。
ただし、ダイナースクラブカードには家族特約がありませんのでご注意ください。
海外旅行航空便遅延保険
アメックスゴールドプリファードには、海外旅行航空便遅延保険が適用される点がメリットです。
海外では航空便の遅延が起こる頻度が日本に比べて多いので、アメックスゴールドプリファードなら万一のトラブル時にも安心です。
国内旅行傷害保険
ダイナースクラブカードの国内旅行傷害保険では、入院・通院・手術の各保険金が適用されます。
付帯特典で比較
アメックスゴールドプリファードとダイナースクラブカードには、活用次第で年会費分を簡単にペイできるお得な特典が付帯しています。
- ダイニング特典
- 空港ラウンジサービス
- ホテル特典
- 継続特典
ここでは、上記4つの付帯特典でアメックスゴールドプリファードとダイナースクラブカードを比較します。
ダイニング特典
ダイニング特典ではやはり、そのカード名の由来にもなっているダイナースクラブカードが優秀です。
- アメックスゴールドプリファード:ゴールドダイニングby招待日和
- ダイナースクラブカード:エグゼクティブ ダイニング
どちらのカードも2名以上の利用で1名分のレストランのコース料理が無料になるお得なダイニング特典が付帯します。
ダイナースクラブカードでは、グループ特典プラン対象店舗で6名以上の利用で2名分が無料が適用されるので、利用人数が多い場合にもお得に活用できます。
どちらのダイニング特典も、同一の店舗での利用は半年に1回に制限されていますが、店舗を変えれば年間何度でも利用可能なので、この特典だけでカード年会費の元を取ることも十分にできます。
ダイナースクラブカードではさらに、子ども用メニュー家族との食事で1名分無料になる「Family Table」や通常は予約が難しい高級料亭を代わりに予約してくれる「料亭プラン」など、多様なダイニング特典が用意されていますので、レストランを利用する機会が多い方にはダイナースクラブカードがおすすめです。
空港ラウンジサービス
海外空港ラウンジサービスで比較すると、年間の利用回数が多いダイナースクラブカードの方が有利です。
アメックスゴールドプリファードでは、空港ラウンジを利用することができる「プライオリティパス・メンバーシップ」を無料で取得することができますが、無料の利用回数は年間2回までです。
ダイナースクラブカードのラウンジサービスでは、年間10回まで無料でラウンジを利用することが可能です。また、同伴者を伴う場合にもダイナースクラブカードの方が安くすむでしょう。
ホテル特典
アメックスゴールドプリファードの「ザ・ホテル・コレクション」は、世界中のホテル・リゾートを対象に、2連泊以上で予約すると部屋のアップグレードなどの優待特典が適用されるプログラムです。
また、「プリンスステータスサービス」では、プリンスホテルズ&リゾーツでゴールドメンバーの特典が登録するだけで無条件で提供されます。
ダイナースクラブカードの「クラブホテルズ」では、海外、国内のホテルや旅館で部屋のアップグレードなどの優待特典が適用されます。
アメックスゴールドプリファードでは、プリンスホテルズ以外のホテルでは2連泊という条件があるため、ダイナースクラブカードの方がホテルの特典は受けやすいと言えるでしょう。
継続特典
アメックスゴールドプリファードには、2つの継続特典があります。
フリー・ステイ・ギフトでは、国内対象ホテルの1泊2名分の無料宿泊券がカード更新時に毎年もらえます。ただし、年間200万円利用した場合に適用されるという条件があるのでご注意ください。さらに、10,000円分のホテルの事前予約・決済に利用できるトラベルクレジットももらえます。
フリー・ステイ・ギフトは、数万円分の価値がある特典ですので、これだけでも年会費分はペイできるでしょう。
国際ブランドで比較
各カードの国際ブランドの使い勝手でも比較してみましょう。
それぞれアメリカン・エキスプレスとダイナースクラブの海外・国内加盟店で利用できるのはもちろんですが、JCB加盟店(一部を除く)でも利用可能です。日本国内ではJCB加盟店のシェア率は高いので、アメックスゴールドプリファードとダイナースクラブカードは、同等の使い勝手と言えるでしょう。
ダイナースクラブカードではさらに、Mastercardブランドのコンパニオンカードを年会費無料で追加カードとして発行できますので、国内外のMastercard®加盟店でも決済が可能。Mastercardのプラチナグレードの特典も利用できます。
ただし、コンパニオンカードの還元率は半減(200円につき1ポイント)しますので、ポイント・マイルはその分貯まりにくくなります。
上位カードの取得のしやすさで比較
それぞれ上位カードの取得のしやすさで比較すると、圧倒的にアメックスゴールドプリファードの方が有利です。
ダイナースクラブには、上位カードとして年会費143,000円(税込)の「ダイナースクラブ プレミアムカード」がありますが、こちらは招待制となっており、ダイナースクラブカードで利用実績を積んでインビテーションを待つ必要があります。
一方、アメックスゴールドプリファードには上位のプラチナカードとして年会費165,000円(税込)「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」があり、こちらは申し込みが可能です。
年会費からしても審査難易度は同等程度だとは推測できますが、インビテーションを待つ必要があるのと申し込みが可能とでは、取得難易度は大きく異なるでしょう。
ステータス性で選ぶならアメックスゴールドプリファード
本カード | 39,600円(税込) |
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家族カード | 19,800円(税込)※2枚まで無料 |
ETCカード | 年会費無料、新規発行手数料935円(税込) |
ポイント還元率 | 1%〜3% |
申込資格 | 20歳以上の安定した収入がある方 |
国際ブランド |
※当ページはプロモーションを含みます。
- 選ばれる理由
- 年会費の価値を超えるメタル製のゴールドカードが新登場
- 【継続特典】1泊2名分の無料宿泊券プレゼント(年間200万円利用で)
- 有名レストランのコース料理2名予約で1名分が無料
- プリンスホテルズ&リゾーツの「ゴールドメンバー」が利用可能
- Amazon・Yahoo!ショッピング利用でポイント3倍
- 年間最大5万円まで補償のスマホ保険
- 空港VIPラウンジ年会費が無料
- 入会+利用条件達成で合計100,000ポイント獲得可能
アメックスゴールドプリファードは、アメックスゴールドのメタル版カードであり、その知名度やメタルカードとしてのステータス性は非常に高いものがあります。
また、T&E系クレジットカードとして、ダイニング特典やプライオリティ・パスも利用可能で、年間200万円利用で継続特典としてホテルの無料宿泊券がもらえます。
将来的にプラチナカードの取得を検討している方にも、アメックスゴールドプリファードはおすすめです。
\ ステータス重視で選ぶならこの1枚 /
ダイニング特典・旅行傷害保険で選ぶならダイナースクラブカード
本カード | 24,200円(税込) |
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家族カード | 5,500円(税込) |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 0.4%〜1% |
申込資格 | 公式サイト参照 |
国際ブランド |
- 選ばれる理由
- Mastercardブランドのサブカード発行可能
- 全国の有名レストランのコース料理が2名様以上の利用で1名分無料
- 利用可能枠(限度額)に一律の制限なし
- 最高1億円の旅行保険・最大500万円補償のショッピング保険
- 海外・国内パッケージツアーが最大5%OFF
\ 豊富なダイニングサービス /
カードの名称の通り、ダイニング特典は圧倒的にダイナースクラブカードが充実しています。
また、海外旅行傷害保険が自動付帯(一部利用付帯)で、国内旅行傷害保険(利用付帯)では入院・通院・手術の各保険金が補償される安心感もあります。
海外の空港ラウンジも年間10回までは無料で利用できるので、海外旅行によく行く方にもおすすめです。
\ 豊富なダイニングサービス /
あなたはどちらのステータスカードを選びますか?
アメックスゴールドプリファードとダイナースクラブカードで悩んでいる方も、特典やサービスの違いを見える化することで自分に必要なカードが分かったのではないでしょうか?
ライフスタイルによって、どちらのカードがお得になるかが変わってきますので、各項目の比較をよく見て参考にしてみて下さい。
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