06月02日 21時10分
ただし、こうした紙面、投資の上で参考にならないわけではない。この状況を”新たな流れ”の判断材料にすればいいのだ。
現在はまだ景気回復は見えてこないが、どこかで必ず景気は底を打つ。そのとき、日経のような媒体に最初に広告を登場させる分野が、次の相場を先導する可能性が高い。
少なくとも、IR広告などの場合、財務に余裕が出てこないと広告は打ちにくいため、日経にIR広告を新規で出し始めたら、企業として前向きに動き出せていることを意味する(一部、確信犯的な株価対策企業もあるので注意が必要だが)。
この欄を注視しているだけで、景気の流れが見えてくるかもしれない。記事だけでなく、広告欄も意外と重要な「投資判断」の材料になるので、気にしておいた方がいいだろう。
木暮隆文<TOKYO株ニュース>