06月02日 21時10分
13・14・20・30面にも自社広告が入り、28面は自社製作の全面広告で「なんとか埋めた」格好だ。
「他の面は、広告が入っているのでは?」という人がいるかもしれないが、そのほとんどは通販の広告。
これまで、日経には金融商品か企業のIR広告が大部分で、通販の広告は非常に少なかった。しかも、通販広告の場合、大幅な値引きが行われていることが多い。おそらく、朝日、読売などとセットで、掲載面・掲載日を指定しない契約となっているのではないか。
ということは、広告料は大幅にディスカウントされている。おそらく、値引き幅は2割・3割引程度では済まないはずだ。
これらを見る限り、新聞や紙媒体の採算はかなり厳しい。まだしばらくは、この分野に絡む銘柄には近寄らない方がいいだろう。