06月02日 21時10分
広告費の削減でマスコミ各社が苦しんでいる現象は最近始まったことではないが、その典型的なケースが日経新聞の記事下広告だ。
この前の日曜日(5月31日朝刊)を例に出すと、2・3面、最終面はおそらく長期契約で決まっている出版広告が入っていたが、それ以外は壊滅的な状況だった。
5面は日経の自社広告が、全3段(横をすべて使う文字組3段分のスペース)で入っていた。自社広告は、予定していた広告が入らなかった(=取れなかった)ことを意味する。
10面は全面が求人コーナーだが、上に自社製作のIR記事、下には自社WEB告知でスペースを埋めており、あまり目立たないが、求人の合間にも自社の告知が4件入っている。実質「ガラガラ」状態。