10月24日 14時03分
2003年4月の7607円の経験から言えば、底打ちのタイミングで「今が底だ」と思っている人は、皆無に近い。
実際には、大底の瞬間はほとんどの人が「まだまだ株価は下がる」と思っている。
…これが現実だ。
底だと気付くのは、後になってチャートが出来上がってから。
それまでは、少し反発しても「また下がるんじゃないか」と疑心暗鬼が続く。
でも、どこかで必ず底は入る。それが日経平均8000円割れの水準なのか、7607円なのか、それよりもっと下なのか…。
今回はこれだけ下げても、絶望感がないのが気になる。相場は誰もが絶望しかけた頃が、「底」。
底打ちまでには、もう少し時間がかかりそうな雰囲気だ。
木暮隆文<TOKYO株ニュース>