09月26日 09時46分
ヤマハ (7951)をゴールドマンサックス証券が「売り」推奨継続。
同社はMBO検討中と一部雑誌や専門紙にすっぱ抜かれていた銘柄。ヤマハ自身は否定コメントを出しているが、火のない所にケムリは立たないはず。
しかし、ゴールドマンのレポートでは、MBOの可能性は低いと予想しており、「公式の場で同社が否定した場合は株価が切り下がる」とコメント。
このアナリストはしばらく前にヤマハを「売り」評価としたために、「MBOを発表されて株価が飛び跳ねられたら困る」と考えているようにしか見えない。ある意味滑稽だ。
同社をめぐる環境は確かに厳しい。しかし、このアナリストの「PBR1倍(1646円程度)割れまで株価は下がる」というのは、やりすぎだと思われる。
一度格付けをした企業の評価を変えるのは、自分の非を認めるようで難しい作業だろうが、時にはもう少し柔軟であった方がいいような気がする。