大和総研が「押し寄せる訪日外国人旅行客」と題したリポートを発表した。

　副題は、『「観光立国ニッポン」の挑戦が始まる』いうもの。

　テーマは確かに面白いし、全５８ページの力作。１０月に新設された観光庁新設に合わせたのもわかる。

　しかし、内容をじっくり読むと総研のアナリストによるリポートというより、雑誌によくある”話題の新テーマ”的な雰囲気を感じてしまうのは私だけだろうか？

　もちろん、しっかりデータを調べて解説しているのだが、このタイミングとしてはちょっとテーマが軽すぎるような気が…。

　ちなみに、紹介されている銘柄はオリエンタルランド（4661）、サンリオ（8136）、ワタベウェディング（4696）、リゾートトラスト（4681）など。特にサプライズ銘柄はなく、ここにも「……」。