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TOKYO株ニュース

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小暮隆文

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09月10日 09時17分

ダイワボウ情報TOBから旧・村上ファンドの戦略を先読む(1)

 ダイワボウが子会社ダイワボウ情報システムをTOBすると発表。TOB価格2400円へ、昨日の終値は1857円。

 ダイワボウ情報システムの43%、じつに438万株を保有するエフィッシモ・キャピタル・マネージメントは、このTOBで全株を売却する意向。

 エフィッシモ社は、村上ファンドでファンドマネージャーをしていたとされる高坂卓志氏らが運営する投資ファンド。昨年秋にジワジワとダイワボウ情報システムを買い増しており、平均購入価格は1500円台だそうだ。

 今回のTOB、エフィッシモ社による圧力に危機を感じた親会社の決断とも言われている。

 昨年、大量保有報告書を見るたびに「こんなに買い増して、資金が持つのかな」「なにか勝算があるだのだろうか」と思っていたが、こういうオチがあったとは…。

 しかし、単純計算で36億円以上の利益。あまりに安易すぎないか。