09月08日 15時32分
スポーツを愛する者にとっては、悲しい結末が訪れた。
相撲界の大麻問題で、露鵬、白露山が解雇、日本相撲協会の北の湖理事長は辞任することになった。本人が最後まで否定しようとも、この判断は妥当としか言いようがない。
ところで、一連の報道で一躍有名になったのが、ドーピングや麻薬の「検査機関」。中でも、今回の精密検査を担当した三菱化学メディエンスに注目したい。
同社はドーピング検査において、国際機関から”国内で1社だけ”認可されているという。これは、同社の技術力が評価されている証明だろう。
それがゆえに、「クロ」の判定が出た今回の検査結果は、「最終判断」とせざるを得なかったのだ。
この三菱化学メディエンスは、三菱ケミカルホールディングス(4188)の子会社。これまでドーピング検査需要は、国際大会など一部に限られていた。しかし、最近はさまざままスポーツの舞台で採り入れられている。
話題性とともに、需要の拡大も期待できる。
どの分野でも、「オンリーワン」の企業は強い。三菱ケミカルもこれを機会に投資家の評価を一気に勝ち取ることができるか!?