12月16日 07時30分
日本では寄り前に機械受注発表、20社決算予定。
中国で鉱工業生産、小売売上高の発表、欧州は重要指標なし。
アメリカではNY連銀製造業景気指数。
金曜の日本市場は米指数の下げに連動してのGDスタート。
寄りでメジャーSQ算出イベントだったのだが、
清算値がまさかの39500円割れでオプション側でもやや波乱に。
ただこのSQ値が幻とならず、前場のうちにさらに300円近く下げた。
アドバンテストだけが異様な強さで指数を支えたが全体は軟調。
セクターでは海運に買い、機械、医薬、精密、電機、商社に売り。
アドバン、バンナムHDがプラス寄与、ファストリ、東エレがマイナス。
米指数はほぼ変わらず、ドル円円安でCME100円高。
正直円安以外に買う理由がないのが今の日本株市場。
今週はFOMCで利下げ予定、日銀会合では利上げ見送りが濃厚だが
米長期金利は逆に上昇していることが円安要因となっている。
ソニーGや重工系など主役候補はあるのだが個別物色に留まっている。
金曜の新興市場はグロース指数が0.5%の逆行高。
ANYCOLORが10%高、タイミーがS高、GENDAも上昇と決算組への買い。
一方でトライアル、サンウェルズ、Arent、QPS研究所などは下げ。