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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

11月28日 15時52分

来週の相場見通し/良好な投資環境は継続しよう、来週は踏み上げの助走週

来週の日経平均は11月のSQ値17549.60円を上抜いたら、上放れる公算が大きい。仮に、SQ値を上抜けなくても、日足ベースの一目均衡表の転換線(28日現在17198.98円)をサポートに堅調に推移するとみている。上放れたら、18000円大台が意識されよう。ところで、自民党は25日、衆院選で訴える政権公約を決定した。投資の観点から気になる項目は以下の通り。今後は、折に触れ、この10項目に関連する銘柄群が物色されることになるとみている。

(1)民間の雇用仲介サービスを最大限に活用して雇用の創出と拡大を図るため、有料職業紹介事業等の規制改革を進める。(2)「はやぶさ2」や新型ロケット等の宇宙開発、未知の深海域を含めた海洋研究開発、核融合研究、再生医療の推進、脳科学研究の推進、「次世代スーパーコンピュータ」や「サイバー・フィジカル・システム」の実現、国力の基盤となる技術の維持・発展等、未来を切り拓くフロンティアへ挑戦する。(3)iPS細胞を活用した再生医療・創薬や疾患の克服等に向けた研究を強力に推進する。(4)住宅金融支援機構の金利引下げや住宅に関するエコポイント制度の創設等により、良質な住宅取得や住宅投資の活性化を図る。

(5)観光立国の推進による訪日外国人旅客3000万人超を目指す。(6)「衣」「食」「住」やコンテンツ(アニメ、ドラマ、音楽等)をはじめ「日本の魅力」の海外発信を進める。(7)整備新幹線を含む高速鉄道体系の形成を促進するとともに、リニア中央新幹線の東京―大阪間の早期全線開通を目指す。(8)東京都心と羽田・成田両国際空港を結ぶアクセス道路を整備するとともに、鉄道アクセスを改善するなど、首都圏の道路機能・鉄道網を強化する。(9)G空間社会実現のため政府に総合司令塔組織を構築し、自治体のICT化も含め更なるG空間情報の利活用を促進する。(10)水素を燃料とする燃料電池(燃料電池自動車、家庭用燃料電池等)の導入や、水素供給システムの構築に向けた技術開発を推進する。

11月の日経平均は、11月は1046.09円上昇した。これは13年11月以来の上げ幅だった。また、28日のTOPIXは1410.34ポイントと、終値ベースで年初来高値を更新した。そして、日経ジャスダック平均株価は年初来高値を更新した。終値は2359円92銭で、2006年7月4日以来ほぼ8年5カ月ぶりの高水準になった。大型株も、小型株もバランスよく買われている。地合いは良好だ。相場の体感温度は高い。よって、多くの投資家はリスクオンであり、物色意欲は旺盛だ。米株の急落や、急激な円高など、外部環境が劇的に悪化しない限り、このような良好な投資環境は、継続しよう。需給面では当然買い方が有利であり、売り方は厳しい。最終的には、12月のメジャーSQに向けて、「踏み上げ」相場が到来するとみており、来週は、その助走との認識だ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)