< 相場概況(主力株)/3日の日経平均は前日比46.66円高の15708.65円

来週の為替見通し/1ドル=106.80-110.10円を想定 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

10月03日 15時58分

来週の相場見通し/今週末までの調整に対する自律反発を想定

4日の日経平均は前日比46.66円高の15708.65円と4日ぶりに小幅反発した。しかし、2日まで3日続落し、その3日間で終値ベースで648.65円下落した。また、9月25日の16374.14円からは712.15円の下落だった。ちなみに、8月8日の14753.84円から9月25日の16374.14円までの上げ幅は1620.30円。この半値押しが15563.99円、61.8%押しが15372.79円だ。

3日安値は15559.07円であり、先述の半値押しの15563.99円に達した。また、日経225ミニ12月限はナイトセッションの3日00時40分に15370円を付けて、先述の61.8%押しの15372.79円に達している。つまり、3日にテクニカル上の節目まで下落し値幅的には十分調整したとの認識だ。だが、ダメ押しがあるようなら、8月8日の安値14753.84円を付けた際にサポートしたのが26週移動平均線(3日現在15119.55円)、52週移動平均線(同15071.63円)などであり、これらがダメ押し時の押し目メドになるだろう。

9月26日以降、強烈な下落トレンドが発生しているため、1番底をどこでつけるかは「神のみぞ知る」だが、現時点では、225先物で3日の00時40分に15370円、そして、3日通常取引の15559.07円で、一応目先の底入れを果たしたとみている。

ただし、ここまでの急落で、9月19日の16364.08円(1番天井)と25日の16374.14円(2番天井)、そして、24日の16094.59円(ネックライン)で、ダブルトップを完成させており、8月8日から9月25日までの上昇相場は終了したとみるのが妥当だ。戻りメドは、25日移動平均線(3日現在15892.26円)、9月のSQ値15915.98円、1日と2日とで空けた窓(15922.51円~16081.01円)埋め、あたりが意識されそう。チャート的には、窓を完全に埋めて、ネックラインに撥ね返される格好で、下落トレンドを描き直すのが美しい。しかし、その前に立ちはだかる、25日移動平均線や9月SQ値を抜くのも、そう簡単ではないだろう。

日本時間の3日21時半に米労働省が発表する9月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが20万~22万5000人と良好な結果が出るとみられている。ただ、この米指標に関しては、上振れたから好材料、下振れたから悪材料という単純なものではなくなっている。このため、発表後の米金融市場と外国為替市場の動向を見極めて、日本株がどう反応するかに従うしかない。

それでも、来週は、今週末までの調整に対する自律反発を想定する。戻りメドは、ミニマムで25日移動平均線(3日現在15892.26円)、最大で1日と2日とで空けた窓(15922.51円~16081.01円)埋めだ。一方、下値メドは最大で52週移動平均線(3日現在15071.63円)だ。万が一、下方向に動くようなボラは大幅に上昇しよう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)