
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月04日 08時09分
本日の相場見通し/さすがに買い手控え気分が強そう
3日の米国株式市場では、NYダウは5日ぶりに反落、前日比0.45ドル安の16572.55ドル、ナスダック総合株価指数も5日ぶりに反落し、同38.715ポイント安の4237.740ポイントだった。週間の米新規失業保険申請件数が前週から増加した一方、3月のISM非製造業景況感指数は前月から上昇した。これに対する相場の反応は乏しく、利益確定売りが優勢だった。
NY円相場は6日続落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=103円90銭~104円00銭で終えた。円は対ユーロで上昇し、前日比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=142円55~65銭で終えた。ドラギECB総裁が理事会後の会見で、証券購入を含む追加の金融緩和を実施する用意があるとの姿勢を示したことがユーロ売り材料になった。
NY原油先物相場は4日ぶりに反発した。WTI期近の5月物は前日比0.67ドル高の1バレル100.29ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。6月物は前日比6.2ドル安の1トロイオンス1284.6ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物6月物は15075円大証清算値比5円安だった。
米株に方向感が乏しく、本日は米雇用統計を控えた週末のため、さすがに買い手控え気分が強そう。また、昨日まで、TOPIXが2011年2月以来3年1カ月ぶりの9日続伸となっており、短期的な過熱感があるため、利益確定売りが幅広い銘柄に出る公算が大きい。ただし、3月27日に配当落ち分を即日で埋めて以降、市場マインドは強気に転じており、下値は堅いとみている。つまり、本日は深刻な調整ではなく、あくまでも、上げ一服商状を想定している。
日経平均やTOPIXが上げ一服になるようなら、個別材料株物色の傾向が強まるだろう。だが、柱になるようなテーマが見当たらない。このため、値動きの良好な材料株や取り組み妙味のある銘柄、逆に、大幅に出遅れている銘柄や短期的に売られ過ぎの銘柄を物色する流れが見込まれる。つまり、あくまでも、個別対応ということになりそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)