
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月10日 15時17分
相場概況(主力株)/10日の日経平均は前日比153.93円安の15120.14円
10日の日経平均は前日比153.93円安の15120.14円、高値は15266.12円、安値は15088.11円。東証1部の出来高は18億7737万株、売買代金は1兆7523億円、時価総額は434兆7850億円、値上がり銘柄数は550銘柄、値下がり銘柄数は1089銘柄、変わらずは151銘柄。日経平均は5日ぶりに大幅反落。
7日のNYダウは続伸し、前日比30.83ドル高の16452.72ドルだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.10(0.70%)安の14.11だった。2月の雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比17万5000人増と、市場予想の15万人増程度を上回った一方、失業率は6.7%と前月から0.1ポイント上昇した。これは好感されたが、緊迫するウクライナ情勢が上値を圧迫した。
NY円相場は4日続落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=103円25~35銭で取引を終えた。円は対ユーロでも4日続落し、前日比40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=143円25~35銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の4月物は前日比1.02ドル高の1バレル102.58ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落した。4月物は前日比13.6ドル安の1トロイオンス1338.2ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は5日ぶりに大幅反落。2月の中国の輸出は予想外にマイナスとなり、貿易収支も赤字となったことで、中国の景気鈍化への懸念が強まった。また、日本の2013年10~12月期の実質GDPの伸び率が前期比0.2%増、年率換算で0.7%増と、2月公表の速報値(0.3%増、年率1.0%増)から下方修正された。これらが嫌気された。
後場の日経平均も軟調に推移。前週末まで4日続伸した反動が出た。2月の景気ウオッチャー調査で、現状判断指数が53.0と前月比1.7ポイント低下し、2カ月連続で悪化したことも嫌気された。また、明日の日銀の金融政策決定会合の結果発表と黒田総裁の記者会見を見極めたいのムードも強かった。
東証33業種では建設、空運、精密機械、海運の4業種が値上がりした。一方、不動産、石油・石炭製品、倉庫・運輸、非鉄金属、鉄鋼、保険、金属製品、情報・通信、ガラス・土石、輸送用機器などが値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップはランド(8918)、2位は日本カーバイド(4064)、3位はネクシィーズ(4346)。一方、値下がり率トップは星光PMC(4963)、2位は日本瓦斯(8174)、3位はニチレキ(5011)。