
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月04日 08時19分
本日の相場見通し/ウクライナ絡みのニュースに市場は一喜一憂
3日の米国株式市場では、NYダウは4日ぶりに反落、前週末比153.68ドル安の16168.03ドル、ナスダック総合株価指数は続落、同30.818ポイント安の4277.301ポイントだった。前週末に過去最高値を更新したS&P500種株価指数は4日ぶりに反落し、同13.72ポイント安の1845.73ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同2.00(14.29%)高の16.00だった。ウクライナ情勢緊迫化で地政学リスクの高まりを警戒した売りが優勢だった。2月のISM製造業景況感指数は市場予想を上回って改善し、1月の個人消費支出も市場予想以上に伸びたことは下値サポート要因となった。
NY円相場は3日続伸し、前週末比35銭円高・ドル安の1ドル=101円40~50銭で終えた。円は対ユーロで反発し、前週末比1円25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=139円25~35銭で終えた。
NY原油先物相場は大幅続伸。WTI期近の4月物は前週末比2.33ドル高の1バレル104.92ドルで取引を終えた。一時は105.22ドルまで上昇し、昨年9月20日以来約5カ月半ぶりの高値を付けた。NY金先物相場は大幅反発。4月物は前週末比28.7ドル高の1トロイオンス1350.3ドルで取引を終えた。一時は1355.0ドルと昨年10月30日以来、約4カ月ぶりの高値を付けた。
シカゴ日経平均先物3月限(円建て)は14510円大証清算値比120円安だった。
米株下落、円高を受け、本日の日経平均は5日続落してスタートする見通し。売り一巡後は、東京外国為替市場の円相場の動向、ウクライナ情勢に絡むニュースフローに対して、神経質な動きが予想される。ウクライナに関しては、「ロシア黒海艦隊は3日、半島内のウクライナ軍に4日午前5時(日本時間同日正午)までに降伏しなければ攻撃するとの最後通告を出した。」と伝わっている。その一方、「黒海艦隊当局者はその後、事実ではないと否定しており、情報が錯綜している。」とも報じられている。いずれにせよ、ウクライナ絡みのニュースに市場は一喜一憂しよう。
テクニカル的には、本日終値が200日移動平均線(3日現在14512.78円)を上回るか否かに注目する。これを割り込むようだと、2月5日の13995.86円を意識した動きにつながるとみるからだ。一応、本日の日経平均の想定レンジはこの200日移動平均線を挟んだ±150円程度で、14350円~14650円。ただし、ウクライナ絡みのニュースの内容次第では、急騰、急落が十分あり得るとみている。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)