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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

01月31日 11時53分

来週の為替見通し/1ドル=101.00-104.00円を想定

今週の円相場は乱高下した。アルゼンチンやトルコ、南アフリカなど新興国の先行き不透明感が高まるなか、週明け早朝に本邦勢が円買いで参入した。NZと豪州の休場で商いが薄く101.77円まで値が振れた。ただ、上値では本邦輸入勢の円売りが出たほか、株価の底堅さが円売りを誘った。

トルコ中銀は27日、緊急の金融政策決定会合を28日に開くと発表。主要政策金利を4.50%から10.00%まで大きく引き上げたことがわかると、トルコリラの買い戻しが優勢に。投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、29日には103.45円まで円売りが進んだ。

その後、南ア準備銀行も予想外の利上げを決定したが、トルコリラや南アランドの売りが再燃。株価の急落とともに円買いが強まり101.85円まで一転上昇した。新興国通貨が次第に落ち着きを取り戻すと、リスク・オフの巻き戻しが起こり102.89円まで値を下げた。

来週、米国では3日に1月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数、12月米建設支出、4日に12月米製造業新規受注、5日に米MBA住宅ローン申請指数、1月ADP全米雇用報告、1月米ISM非製造業指数、6日に12月米貿易収支、10-12月期米非農業部門労働生産性・速報値、米新規失業保険申請件数、7日に1月米雇用統計、12月米消費者信用残高が発表される。

米国以外では4日に豪準備銀行(RBA)政策金利発表、6日に英中銀金融政策委員会(MPC)政策金利発表、欧州中央銀行(ECB)定例理事会、ドラギECB総裁の定例記者会見が予定されている。

来週の円相場は荒い展開となりそうだ。1ドル=101.00-104.00円を想定している。新興国通貨の動揺を背景にボラティリティーの高い状況が続くだろう。米雇用統計を占ううえで重要なISM製造業・非製造業景気指数やADP全米雇用報告の結果に一喜一憂する展開となりそうだ。

テクニカル的には一目均衡表雲の中でのもみ合いとならざるを得ないのではないか。上値の目処は27日の高値101.77円、12月5日の高値101.62円、11月22日の高値100.955円となる。下値の目処は29日の安値103.45円、24日の安値103.58円、20日の高値103.865円となる。

なお、RBA声明では豪ドル高に関する文言に注目が集まるほか、カーニー英中銀(BOE)総裁は24日に「MPCは2月にガイダンスを強化する方法を概説する」と述べており注目度が高い。ドラギECB総裁の定例記者会見では波乱も多く、各通貨とも大きな値動きとなりそうだ。

(グローバルインフォ株式会社)