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本日の相場見通し/大納会の日経平均は年初来高値を更新 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

12月27日 15時31分

来週の為替見通し/1ドル=104.00-106.00円を想定

今週の円相場は上値が重かった。23日は天皇誕生日の祝日で本邦勢が不在だったため、アジア時間は方向感の乏しい動きだった。NY時間に入ると一時103.77円まで上昇する場面があったが、19日高値でもある同水準で上値の重さを確認すると104.125円まで売りに押された。24日のアジア市場でも売りが先行。日本株高を見越した円売り・ドル買いが進み、日経平均株価が約6年ぶりに1万6000円台に乗せるなか、104.415円まで値を下げた。

25日は欧米主要国がクリスマスで休場だったが、アジア時間は株高を背景にさえない展開が続き、104.49円まで下落した。また、27日にかけても円は下落。日本株高を意識した売りや仲値に向けた売りも強まり、一時104.95円と2008年10月6日以来の安値を更新した。

来週、米国では30日に11月米住宅販売保留指数、31日に10月米ケース・シラー住宅価格指数、12月米シカゴ購買部協会景気指数、12月米消費者信頼感指数、2日に前週分の米新規失業保険申請件数、12月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数、11月米建設支出が発表され、3日にはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が予定されている。

一方、米国以外では2日に12月HSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値、12月独製造業PMI改定値、12月ユーロ圏製造業PMI改定値、12月英製造業PMI、3日に11月ユーロ圏マネーサプライM3、12月英建設業PMIが発表される。

来週の円相場はさえない展開となりそうだ。1ドル=104.00-106.00円を想定している。東京市場は年末年始の休場で参加者が減少するものの、クリスマス休暇明けの海外勢が本格的に参入してくる。今週の段階で104.00円付近での上値の重さを確認しつつあるため、ダウ平均など株高を手掛かりにした円売り・ドル買いが進みやすくなるだろう。節目の105.00円付近ではオプションに絡んだ円買い注文が観測されているものの、105.00円を下抜ければ売りが加速する可能性が高い。

一方で、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の通貨先物市場で非商業部門(投機筋)の円の対ドル持ち高が依然として13万枚超の売り越しと、2007年7月以来の水準まで膨らんでいる点には警戒する必要がある。株価が下落した際などには持ち高を調整する動きに注意しておきたい。

(グローバルインフォ株式会社)