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カブ知恵速報

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藤井英敏

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05月23日 15時44分

相場概況(主力株)/23日の日経平均は前日比1143.28円安の14483.98円

23日の日経平均は前日比1143.28円(7.32%)安の14483.98円、高値は15942.60円、安値は大引け値。東証一部の出来高は76億5514万株、売買代金は5兆8376億円、時価総額は412兆491億円、値上がり銘柄数は17銘柄、値下がり銘柄数は1691銘柄、変わらずは4銘柄。日経平均は5日ぶりに大幅反落。

22日のNYダウは反落し、前日比80.41ドル安の15307.17ドルだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.45(3.37%)高の13.82だった。バーナンキFRB議長が議会証言の質疑応答で、景気指標の改善が続けば「今後数回のFOMCで証券購入額を減らす可能性がある」と発言したことや、FOMC議事要旨(4月30日~5月1日開催分)では複数の議員が、早ければ6月にも資産購入を減額したいとの意向を示していたことが明らかになったことが嫌気された。

NY円相場は続落し、前日比65銭円安・ドル高の1ドル=103円10~20銭で取引を終えた。一時103円74銭と2008年10月6日以来、約4年7カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。円は対ユーロで続落し、前日比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=132円50~60銭で取引を終えた。一時133円82銭と、10年1月12日以来およそ3年4カ月ぶりの円安・ユーロ高水準を付けた。

NY原油先物相場は下落した。WTI期近の7月物は前日比1.90ドル安の1バレル94.28ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続落した。6月物は前日比10.2ドル安の1トロイオンス1367.4ドルで取引を終えた。

前場の日経平均は買いが先行し、連日で年初来高値を更新後、急速に伸び悩んだ。HSBCが発表した5月の中国のPMI速報値は49.6と、前月の確報値の50.4から0.8ポイント低下した。2カ月連続で前月を下回り、節目の50を2012年10月以来7カ月ぶりに下回った。また、新発10年物国債(328回債)の利回りが一時1.000%と、前日比0.115%上昇し、新発10年債としては2012年4月5日以来、1年2カ月ぶりに1%台に乗せた。これらが嫌気された。

後場の日経平均はナイアガラ状態になり、安値引け。日経平均の日中値幅は1458.62円と、東日本大震災直後の2011年3月15日の1214円を上回り、2000年4月以来約13年1カ月ぶりの大きさで歴代11位を記録した。東証一部の出来高は76億5514万株、売買代金は概算で5兆8376億円と、ともに過去最高となった。

東証33業種では全業種が値下がりした。その他金融、不動産、証券、商品先物、銀行、非鉄金属、電気・ガス、保険、機械、倉庫・運輸、繊維製品、ガラス・土石、建設などの値下がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップは協栄産業(6973)、2位はNN日経VIETM(2035)3位は丸栄(8245)。一方、値下がり率トップはアクリーティブ(8423)、2位はフィデアホール(8713)、3位は新東工業(6339)。