
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月24日 07時07分
本日の相場見通し/週末要因も重なり、日経平均の上値・戻り余地は限定的
23日の米国株式市場は小幅続落、NYダウは前日比12.67ドル安の15294.50ドル、ナスダック総合株価指数は同3.88ポイント安の3459.42ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.25(1.81%)高の14.07だった。日経平均が急落したことや、中国の景況感が悪化したことで、運用リスクを回避する動きが広がった。しかし、4月の米新築住宅販売件数が大幅に増加したことや、週間の米新規失業保険申請件数も前週から減少したことが指数をサポートした。
NY円相場は3日ぶりに大幅反発し、前日比1円15銭円高・ドル安の1ドル=101円95銭~102円05銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=131円90銭~132円ちょうどで取引を終えた。
NY原油先物相場は下落した。WTI期近の7月物は前日比0.03ドル安の1バレル94.25ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに大幅反発した。6月物は前日比24.4ドル高の1トロイオンス1391.8ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は14800円大証清算値比210円高だった。
米株は軟調ながら底堅い動きだったことや、NY円相場も落ち着いた動きであり、朝方の東京株式市場は、売り方の買戻しや押し目買い、リバウンド狙いの買いで、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、いったん反発する見通し。しかしながら、買い一巡後は、戻り待ちの売りや、個人信用の追証発生・回避に伴うポジション調整売りが出て、日経平均自体の上値は重くなりそう。
このため、東京外国為替市場で円安に振れない限り、週末要因も重なり、日経平均の上値・戻り余地は限定的とみておきたい。一方、下値に関しては、円相場が落ち着いているなら問題ないが、仮に、円高に振れるようなら、昨日の急落で需給・センチメントが悪化しているため、下振れし易い点には留意したい。本日の想定レンジは14200円~15000円程度だ。高ボラを反映し、レンジはワイド化した状態が継続しよう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)