
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月01日 15時18分
相場概況(主力株)/1日の日経平均は前日比52.68円高の11191.34円
1日の日経平均は前日比52.68円高の11191.34円、高値は11237.84円、安値は11142.26円。東証一部の出来高は36億9058万株、売買代金は2兆3224億円、時価総額は325兆7132億円、値上がり銘柄数は860銘柄、値下がり銘柄数は719銘柄、変わらずは117銘柄。日経平均は4日続伸。
1月31日のNYダウは続落し、前日比49.84ドル安の13860.58ドルで取引を終了した。恐怖指数(VIX指数)は同0.04(0.28%)安の14.28だった。1月の米雇用統計の発表を明日1日に控えて模様眺め気分が強まった。米新規失業保険申請件数が前週比で増加したことは嫌気された一方、1月のシカゴ購買部協会景気指数が前月から大幅に上昇し、12年4月以来、7カ月ぶりの水準に回復し、市場予想も上回ったことは好感された。
NY円相場は続落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=91円65~75銭で取引を終えた。一時91円79銭まで下落し、2010年6月16日以来、約2年7カ月ぶりの円安水準を付けた。円は対ユーロで3日続落し、前日比90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=124円45~55銭で取引を終えた。一時124円57銭と10年5月4日以来、約2年9カ月ぶりの円安水準を付けた。 NY原油先物相場は4日ぶりに反落した。WTI期近の3月物は前日比0.45ドル安の1バレル97.49ドルで取引を終えた。NY金先物相場は下落した。4月物は前日比19.6ドル安の1トロイオンス1662.0ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は堅調推移。だが、円相場の下落が、1ドル=91円台後半で一服したこともあり、買い一巡後は上値が重かった。日本時間今晩に1月の米雇用統計の発表を控えていることも、積極的な上値追いを躊躇させたとみられる。また、中国の1月のPMIが50.4と前月の50.6より0.2ポイント低下し、市場予想の51.0を下回ったことも、上値抑制要因となった。一方、甘利明経済財政・再生相が次期日銀総裁候補について「首相は複数の中で絞りつつある」と述べたと伝わり、政府・日銀の金融緩和政策が強まるとの思惑が強まったことは、円売り・日本株買い材料になっていた。
後場の日経平均はやや上げ幅を拡大。連日で昨年来高値を更新した。円相場が1ドル=92円台前半と、約2年8カ月ぶりの円安水準に下落したことが好感された。東証一部の売買代金は2011年3月17日以来の高水準だった。買い意欲は旺盛だったが、雇用統計発表を控えた週末でもあり、買い方の手仕舞い売りも相当量出て、高値圏で売り買いが交錯したようだ。なお、日経平均は12週連続上昇で、岩戸景気の1958年12月~59年4月の17週連続以来の記録となった。
東証33業種では、鉄鋼、輸送用機器、情報・通信、食料品、小売、機械、サービス、その他金融、陸運、非鉄金属などが値上がりした。一方、海運、パルプ・紙、ガラス・土石、証券、商品先物、不動産、電気・ガス、鉱業、石油・石炭製品などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはジャパンパイル(5288)、2位はメック(4971)、3位はテイ・エステック(7313)。一方、値下がり率トップは丸善CHIHD(3159)、2位はJVCケンウッド(6632)、3位はヤクルト(2267)。