
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月25日 15時12分
相場概況(主力株)/25日の日経平均は前週末比140.06円高の10080.12円
25日の日経平均は前週末比140.06円高の10080.12円、高値は10119.35円、安値は10030.44円。東証一部の出来高は22億3494万株、売買代金は1兆1532億円、時価総額は289兆3144億円、値上がり銘柄数は1001銘柄、値下がり銘柄数は577銘柄、変わらずは120銘柄。日経平均は3日ぶりに大幅反発。
24日の米国株式市場は続落、NYダウは前週末比51.76ドル安の13139.08ドルで取引を終えた。24日は午後1時までの短縮取引。クリスマス休暇中の市場参加者が多い中、財政の崖の協議が前週末21日までにまとまらず、結論はクリスマス後に持ち越されたため、売りが優勢だった。
NY円相場は3日ぶりに反落し、前週末比75銭円安・ドル高の1ドル=84円90銭~85円00銭で取引を終えた。円は一時84円95銭と2011年4月11日以来、約1年8カ月ぶりの安値を付けた。円は対ユーロで反落し、前週末比85銭円安・ユーロ高の1ユーロ=111円90銭~112円00銭で終えた。
NY原油先物相場は続落した。WTI期近の2月物は前週末比0.05ドル安の1バレル88.61ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。2月物は前週末比0.6ドル安の1トロイオンス1659.5ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は3日ぶりに大幅反発。24日の米株は軟調ながら、円安基調のため、3連休明けの東京株式市場は買いが先行した。安倍自民総裁は23日のテレビ番組で、日銀が来年1月の金融政策決定会合でインフレターゲットの設定を見送った場合に日銀法改正へ踏み切る考えを示し、インフレ目標に対し日銀が責任を負うとも指摘し、デフレ脱却に向け一段の緩和を迫る姿勢を明確にしたという。これが好感され、とりわけ不動産セクターや、含み資産株が賑わった。また、「国土交通省は高速道路会社の債務完済の時期を大幅に延長する検討に入った。2050年の予定を10~20年程度延ばす案が有力で、10年延長すれば3兆円程度の財源の捻出が見込める」と伝わり、道路を中心に、インフラ補修・更新関連にも物色の矛先が向かった。
後場の日経平均は1万円飛び台で堅調推移。東証一部の値上がり率上位には、含み資産、建設株など、株価や時価総額が低位の個人投資家好みの銘柄群がズラリと並んだ。
東証33業種では、証券、商品先物、不動産、その他金融、建設、精密機械、電気・ガス、パルプ・紙、倉庫・運輸、情報・通信、鉄鋼などが値上がりした。一方、鉱業、石油・石炭製品、陸運、空運、卸売、非鉄金属の6業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは東京都競馬(9672)、2位は新日本建設(1879)、3位は東京建物不動産販(3225)。一方、値下がり率トップはフルキャストホールディングス(4848)、2位はシャープ(6753)、3位はクボテック(7709)。