
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月30日 15時28分
相場概況(主力株)/30日の日経平均は前日比45.13円高の9446.01円
30日の日経平均は前日比45.13円高の9446.01円、高値は9492.91円、安値は9380.25円。東証一部の出来高は23億8545万株、売買代金は1兆4245億円、時価総額は271兆29億円、値上がり銘柄数は605銘柄、値下がり銘柄数は933銘柄、変わらずは149銘柄。日経平均は続伸。
29日のNYダウは続伸、前日比36.71ドル高の13021.82ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.45(2.90%)安の15.06だった。共和党のベイナー下院議長が与野党協議に進展がないと語ったと伝わると、ダウは一時下落に転じたが、民主党のリード上院院内総務が崖回避に向けた年内合意に自信を示したと伝わると、買いが優勢になった。「財政の崖」を巡る、各党の有力者の発言に一喜一憂する展開だった。
NY円相場は反落し、前日比5銭円安・ドル高の1ドル=82円05~15銭で終えた。円は対ユーロで4日ぶりに反落し、前日比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=106円55~65銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は4日ぶりに反発した。WTI期近の1月物は前日比1.58ドル高の1バレル88.07ドルで取引を終えた。NY金先物相場は上昇した。2月物は前日比10.7ドル高の1トロイオンス1729.5ドルで取引を終えた。
米株が続伸し、円相場も円安水準にあるため、前場の日経平均は堅調推移。取引開始前に発表された10月の鉱工業生産指数の速報値が前月比1.8%上昇と市場予想の2.0%低下を上回ったことが好感された。また、東京外国為替市場で、円が対ドル、対ユーロで下げに転じたことも、追い風になった。だが、週末でもあり、日経平均で9500円付近では利益確定売りが優勢で、堅調ながら、上値は重かった。
後場の日経平均も高値でもみあい。13時から党首討論会が始まったが、特に材料視されなかった。終値は4月24日の9468.04円以来の高水準だった。日経平均は月間で517.72円(5.80%)上昇した。2月の10.4%以来の高水準だった。東証一部の11月の1日平均売買代金は1兆815億円(前月比4.8%増)と、4月以来7カ月ぶりの多さとなった。
東証33業種では、精密機械、海運、電気機器、ガラス・土石、機械、医薬品、サービス、輸送用機器、石油・石炭製品、食料品、化学、銀行などが値上がりした。一方、鉱業、情報・通信、鉄鋼、陸運、非鉄金属、不動産などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは日本輸送機(7105)、2位はじもとホールディングス(7161)、3位は古河電池(6937)。一方、値下がり率トップは中山製鋼所(5408)、2位はTOKAIホールディングス(3167)、3位はフオスター電機(6794)。